暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン〜ニ人目の双剣使い〜
過去の出会い
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が高鳴った
そうかわかった

これが……恋なのか

「好きになったから」

自然とそう声に出していた








「そういえばそうだったな……」

「なにが?」

「俺と詩乃が初めて会った時」

そう言うと思い出したのか顔を赤くする詩乃

「二回目にいきなり告白してきたあれね。あの時は本当にびっくりしたわ」

まあ嬉しかったけど、とぼそぼそ呟いた

「……今はBoBに集中しなさい。次はレオンってプレイヤーを狙うんでしょ」

顔を背けて少し強く言う詩乃。わずかに見える頬が少し赤くなっていた

「はいはい」

あの時詩乃に会わなかったら俺は変われなかったかもしれない
自分で考えて自分で動く。簡単なようで難しい
それに気付かせてくれた詩乃は俺が守る
未だに過去に囚われている詩乃を

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