第十八話 発動する力、無限
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い?レイちゃん」
「確かに」
レイはリィナの言葉に頷いた。
「けれど何か私達って」
「誰が誰だ」
ザイオンがそれを問う。
「全くわからないが」
「そうよね。複雑ね」
走影は一人だった。
「もう誰が誰なのか」
「私はだ」
そのザイオンの言葉である。
「大次郎君と似ているか」
「そっくり?」
「同一人物にしか」
「しかも」
その大次郎の言葉だ。
「おいどん達はでごわす」
「魔法、それは勇気の証」
ザイオンは言いだした。
「他にはカタツムリになっていたか」
「今度は何の世界だ」
ここで言ったのはヒイロだった。
「俺はその世界では犬に噛まれていたか」
「というか誰が誰だかわからなくなってきていません?」
今言ったのはレフィーナである。
「私もサリーちゃんとやたら間違えられますし」
「うふふ、そうよね」
エクセレンは彼女のその言葉を聞きながら述べた。
「私もサラちゃんと間違えられたりするし」
「不思議ですよね」
サラもいる。
「そういえば私忍者の世界では学校の理事長だったり」
「そうそう。それで相手は」
「私なのね」
タリアが名乗り出て来た。
「そうね。一緒にいた記憶があるわ」
「物凄く丈の長いセーラー服着て鞭も持ってね」
エクセレンは笑いながらタリアに話す。
「それでサンドマンさんが物凄く長い木刀持っていて」
「そうだったな。記憶の中にある」
サンドマン自身こう言う。
「世界はそれぞれ複雑に絡み合っているものだ」
「俺はそれを言ったらどうなるんだ?」
宙である。
「あるチームのピッチャーだったりその忍者の世界に近いギリシアで戦っていたりしたぞ。他には確かその魔法の戦隊の次の冒険の話の特別篇で」
「俺も」
洸もいた。
「それこそ超人だったり女好きのスナイパーだったり拳法の伝承者だったり」
「最後は凄過ぎない?」
「そうよね」
皆洸の最後の言葉にひそひそと言う。
「何かもう無茶苦茶」
「やっぱり」
「僕もですけれど」
ルカは斗牙を見ている。
「斗牙君と何か」
「そうだよね、似ているよね」
斗牙の方も言ってきた。
「雰囲気も何もかもね」
「はい、本当に」
「やっぱりカオスだよなあ」
「こういう話になると」
言う殆どの面々にも心当たりがあるから余計に複雑である。
「それで今は」
「ああ、戦局な」
「それよね」
その話に移った。
「今ボアザンとかキャンベルの勢力圏を出たし」
「今の敵は?」
「何が出て来るかな」
「宇宙怪獣かしら」
こう言ったのはノリコである。
「何時出て来てもおかしくないし」
「それかバルマーかバッフ=クラン」
「何が出て来てもおかしくないか」
「ムゲ帝国にしてもプロ
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