第2試合
【第2試合】 VSノワールプペ(6)
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ションベンガキ超人を消し滅ぼして、見事マッスルオウスキッスを消してくれるわ!」
真・悪魔将軍プペは叫び上げるように、声を荒げる。そして真・悪魔将軍プペがまとっているデヴィルディスペアが、ぐごおッと強まり、吹き溢れた。
真・悪魔将軍プペのあまりの迫力に、キン肉マンルージュはびくんと身体を揺らす。
その刹那、真・悪魔将軍プペがぎらりと光り、キン肉マンルージュの視界から姿を消した。
「ッ! ど、どこに?!」
「どこを見ている。余はここにおる」
足元から声が聞こえる。キン肉マンルージュはハッとして、顔を下に向けた。しかしそれよりも速く、真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュの股に右腕を突っ込み、片腕でキン肉マンルージュを真上に放り投げる。
「きゃあああああッ」
悲鳴を上げながらキン肉マンルージュは上へと飛ばされてしまう。そしてキン肉マンルージュは空中で仰向けになり、そのまま落下を始める。
「プペッ!」
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュを追うように飛び上がる。そしてキン肉マンルージュの上に乗り、首と左足を掴み上げる。
「はわわわあッ! こ、この技は! ですぅ!」
真・悪魔将軍プペが放とうとしている技の正体に気がついたミーノは、声を荒げた。
キン肉マンルージュを心配そうに見つめるミーノを尻目に、真・悪魔将軍プペは声を上げる。
「破滅の九所封じ、一の封じ、大雪山おとし!」
“ずぐおごどぉぉぉん!”
真・悪魔将軍プペはキン肉マンルージュを背中から落とし、キャンバスに激突させた。
「きゃわわわあああああッ!」
キン肉マンルージュの身体は技の衝撃でバウンドし、宙に放り出されてしまう。そしてキン肉マンルージュの背中は、真っ黒に変色していた。
真・悪魔将軍プペは宙にいるキン肉マンルージュを、素早く抱きかかえた。そのまま真・悪魔将軍プペは身体を回転させ、ダブルアームスープレックスを放った。
“ずごおぐどぉぉぉん!”
「破滅の九所封じ、二と三の封じ、スピンダブルアームソルト!」
「きゃひゃわわわあああああッ!」
真・悪魔将軍プペの声とキン肉マンルージュの悲鳴が重なる。そしてキン肉マンルージュの両腕は背中と同じように、真っ黒に変色している。
真・悪魔将軍プペは間髪入れずに、キン肉マンルージュを持ち上げる。そしてキン肉マンルージュの両膝を、自らの両膝に叩きつけた。
“ずどおぐごぉぉぉん!”
「破滅の九所封じ、四と五の封じ、ダブルニークラッシャー!」
「きゃひゃにゅわわわあああああッ!」
キン肉マンルージュの両脚が、真っ黒に変色してしまう。
真・悪魔将軍プペのあまりの速さに、そして流れるような無駄の無い動きに、キ
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