第百十三話 評定その九
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合わぬ」
このことは信長にとってはどうしてもだった。
「あの甘い味噌はどうしてもな」
「甘いものもお好きでは」
「うむ、好きじゃ」
だから果物も菓子も好きだ。信長は酒は全く飲めないが甘いものについてはとかく目がないのである。しかし甘い味噌はというのだ。
「しかし味噌は甘くなくじゃ」
「辛いのがいいのですね」
「そうでなくては食った気がせぬ」
こうまで言う。
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