第二幕その四
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それを見て息を飲んだ。足下の雪が紅く染まっていたのだ。
そしてその中心に彼がいた。撃たれて倒れている。
「ミニー・・・・・・」
ジョンソンは彼女が扉を開けてこっちを見ていることに気付いた。
「大丈夫!?」
ミニーは咄嗟に駆け寄った。
「駄目だ・・・・・・」
ジョンソンはそれを拒絶しようとする。
「いえ」
だがミニーは逆にその拒絶を拒んだ。
「怪我人を放ってはおけないわ」
そして彼を小屋の中に引き摺るようにして入れた。
「ミニー、僕は出て行かなくてはいけないんだ」
ジョンソンはそれでも小屋を後にしようとする。だが怪我の為思うように動けない。
「そんな怪我で何処に行くのよ」
ミニーはそんな彼に対して言った。
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