暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア大帝国
TURN57 頭を撃つその二
[2/2]

[8]前話 [9] 最初 [2]次話
戦いを挑んできたのである。
 キャヌホークは後方、防衛ラインのすぐ傍に置いた指揮艦の中からそれを見てすぐに苦い顔になってこう言った。
「今の状況じゃな」
「はい、防衛ラインもソーラレイもですね」
「使えませんね」
「撃てません」
「味方を撃つ訳にはいかないからな」
 キャヌホークは女癖は悪いが非情ではない、そうした采配は執れなかった。
「これはな」
「どうされますか、それでは」
「ここは」
「とりあえず全軍一気に下がらせるか」
 そうして混戦を抜け出してだというのだ。

[8]前話 [9] 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ