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天才少年と電脳少女
天才の過ち

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その気持ちはのちに、自分を狂わせた。人を殺したっていいんだ、だって僕は神様なんだから、という気持ちに駆られ、僕は3人、日本人を殺した
その遺体をイギリスに持ち帰り、さらに、極秘にその時ちょうど死んだ4人の遺体を手に入れた
僕は、その時、研究がやっと終わったため、僕はその七人の意識を、電脳世界に入れた
そう、小さなころから願っていた絶対に死なない世界をつくるという願望は実現したのだ
「さぁ、もうこんな世界に用はない」
僕は、死んだ人間の意識を電脳世界に入れるだけでなく、生きた人間の意識も、電脳世界に入れれる技術を作った
僕はその技術を利用し、僕は電脳世界に入った。
こんな世界大嫌いだった。両親を奪ったこの世界を、僕と同じ天才が存在するこの世界を、悪人ばかりいるこの世界を。
最後までこの世界を恨んだ。そして、僕が死ぬと同時に、始まるプログラムを設定した
そしてその後、体と意識は完全に離され、僕は死んだ。現実世界では・・・・
電脳世界で、僕はゼロと名乗り、アインを右腕に、次々とデータを破損させていった。ゼロとは、僕がその時考えていた、人間を一からやり直す、という気持ちからだ。それこそ、有名なセブンウィルスの正体である
もとは人間を恨んだこの僕が始めたことだったのだ
だが、その生きてるようなウィルスの風貌から、電脳世界に入れば、二次元の世界に行けると勘違いしたバカがいたらしく、様々な方法で僕が設定したパスワードを破り、電脳世界に入ってくる人間が増えた
人間が邪魔だと思った僕は、7人に人間の排除を命令した
そのため、電脳世界に入った人間が、戻ってくることはないということになったのだ
今思えば、なぜこんなにも人間を恨んでいたのかが、まったくわからない・・・・・
そうだ、慎次に出会ったことで、僕は間違いに気づいたのだ・・・・
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