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100年後の管理局
第九話 床抜、実行
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はその適性が問題なく備わっていた。
誠也は現場のほぼ真上の位置に当たる場所へ移動し、レイジングハートを下に向けて構える。
その構えのまま、誠也のできる限りの最大チャージを始める。
「カートリッジロード!」
ガキン!ガキン!と二つの薬莢がレイジングハートから排出される。
それと同時に、収束させていた魔力が膨れ上がり、その大きさは直径1メートルほどにもなった。
「ディバイン―――」
『Divine buster』
「バスタ―――!!!!」
どんな笑みであるかは予測がつかないが、誠也の顔には笑みが浮かび、桜色の閃光は100メートルの深さをぶち抜いていった。

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