第3章 エドラス編
片翼
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わなかった・・・でも、シャルルなら・・・
「女王様ー!!!」
「女王様〜!!」
「うぁ〜ん!!!」
「女王様〜!!!」
エクシード達はただ叫ぶだけであった。
「さあ!!皆さんはここから離れて!!!私は滅びゆくエクシリアと共にします!!!」
「・・・・・・。」
シャルルは黙って剣を持った。シャゴットは頷いていた。
「「シャルル!!!」」
「っ!!!」
ウェンディとミントはシャルルの行動に怒鳴った。
俺は何も言わなかったが、もしもの時は・・・俺が止める・・・!!
「離れたくないよ・・・。」
「僕もここいる・・・・・・。」
「もう俺達の歴史は終わるんだ・・・。」
「だから女王様は全てを話す気に・・・・・・」
「でもあたし女王様といたいです。」
「俺も一緒にここで・・・」
「・・・・・・。」
エクシード達はそう言っていた。お前ら・・・それでもいたんだな・・・
「ダメよみんな!!!!この国は滅びる運命なの!!!」
「・・・っ。」
シャルル・・・どうするんだ・・・
「勝手に諦めるんじゃないわよ!!!!」
シャルルの言葉に全員、黙った。
「自分達の国でしょ!!!コージのいう通り、神や女王がいなきゃ何もできないの!!?」
「・・・・・・。」
「今まで嘘をついてでも必死に生きてきたんじゃない!!!!
何で簡単に諦めちゃうの!!!!弱くたっていいわよ!!!!
みんなで力を合わせれば何だってできる!!!!この国は滅びない!!!!」
シャルル・・・お前・・・
「私の故郷だもん!!!!なくなったりしないんだから!!!!!
私は諦めない!!!!絶対止めてやる!!!!」
「「シャルル!!」」
そう言った後、シャルルは翼を出し、巨大魔水晶へ向かって行った。
「「「「「「「・・・・・・。」」」」」」」
エクシード達はシャルルへ行った方向を見ていた。
ばさっ
「ぼ・・・ぼきゅも行ってくるよ・・・・・・。」
「ナディ・・・。」
「この国が大好きだから。」
そのナディというエクシードは翼を出してそう言い、シャルルと同じ方向へ行った。
「・・・ウェンディ、ミント、俺達も行くぞ。
なんてたって、シャルルとミント、ハッピーの故郷だからな。だろ?」
「・・・うん。」
「コージ・・・ありがとう・・・!」
ウェンディは頷き、ミントは泣いてそう言った。
「俺も・・・行くよ。」
「私も・・・」
「僕も・・・」
次々とエクシード達が翼を出して、そう言ってきた。
「皆さん・
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