Silent 60'S Mind
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不幸な事に死んでしまったのか、僕の体は普通の重さに戻っている。ザッと僕の隣で地面を蹴る音が聞こえた。何もない空間から、すぅーっと彼女は現れた。
「パパはスタンドの事を、守護霊のように『傍に立つ』者と教えてくれた。でも私はそうは思わない。困難に立ち向かうもの、私はそう解釈している。広瀬さんのおかげでアイツの注意を逸らす事が出来ました。ありがとうございます。おかげで困難に勝つ事ができました」
「ああ、うん。お役に立ててよかったよ。でも僕の車がベコベコだよ。保険効くかな」
「弁償くらいしますよ。広瀬さん」
「うん、まぁいいけども。それよりも聞かせてくれるんだろうね? 色々聞きたい事があるんだけど」
「……ホテルに着いたら、ちゃんと説明します。散かされた私の洋服、集めるのを手伝ってください。そうしたら、あの男を縛ってホテルに向かいましょう。スピードワゴン財団に連絡して引き取ってもらいます」
「うん。そうしよう。ベコベコの車に乗るのは恥かしいけど、我慢してね。警察に見られたら捕まるかも知れないけど」
「そうしたらまた私が透明にしましょう」
「……それやると後ろの車から全速力で追突されそうだから絶対やめてよね」
To Be Continued…⇒
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