2話 鉄の森《アイゼンヴァルト》と妖精王
[3/3]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
インの手には10本ほどの針が握られていた。レインジャンプしてそれを投げてカゲヤマの魔法ごと地面突き刺した。
「何?魔法が…使えない?」
「そいつは本来は地面に影を縫い付けて影の持ち主の行動を封じる道具だ。勝負ありだな。今度こそ帰るぞナツ。」
そしてレインはナツの首根っこを掴み……
ガッシャアアアン?
窓の外へ放り投げた。
「うわああああ?」
「とりあえず…バイバイ♪」
そしてレインも同じく窓から飛び出したその先には
シュタッ
「ナイスタイミングだエルザ」
エルザの乗る魔導四輪があった。
「何で投げるんだよレイン…っぷ」
「あ、あのアイゼンヴァルトの奴尋問しときゃ良かった」
「あいつらはララバイを使って集団殺人を行う気だ!急がねば!」
「エルザあんまり飛ばすと肝心な時に魔力が尽きるぞ。」
「私が倒れてもお前達が居るだろう?」
「ああ、俺なら余裕だな。」
「俺も居るぞ…っぷ」
「微力ですけど私も!」
「おいおい、俺を忘れんなよ!」
「あ、いたのか変態」
「今変態って書いてグレイって読まなかったか?」
「キノセイダヨキノセイ」
「おい?」
「おい、少し飛ばすぞ!」
本日の被害額
列車窓及び窓枠
カゲヤマの壊したイス
影縫によって空いた穴
総額200万ジェニー
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ