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FAIRY TAIL〜黒き妖精王〜
2話 鉄の森《アイゼンヴァルト》と妖精王
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インに任せりゃ大丈夫だよ。」

「グレイ…俺に頼るのは辞めてくれよ……」

「お前のせいなんだからお前がとりあえず治せよ。」

「あーもー、分かったよ…換装双蛇の杖(アスクレピオス)
現れたのは緑色の体に白い羽の生えた二匹の蛇が巻きついた杖だった。
レインはそれを気絶しているエルザにつきたて

治療(ヒール)
の言葉と同時に緑の光がエルザを包んだ

「んむ…むぅ…」

「おい、さっさと起きろ」

「ふぅ…やりすぎでは無いか?…」

「………さて、俺はナツの所に行ってくるよ。」

「え?」

「さっさとあのバカを連れ戻して来てくれよ。」

「え?え?」

「私たちは魔導四輪で追いかける。」

「話についていけないのは私だけ?」
狼狽えているルーシィ

「ちょっくら行ってくるわ。換装商神旅行(ヘルメスドライブ)

フォン

「消えた?」

「今のはランク1の道具だな。あれは確か…自分の行ったことのある場所に行ける道具だったか」

「……あの人だけで良かったんじゃ無いかなあ……」











「ねえ俺たちが妖精の尻尾(お前ら)のこと何て呼んでるか分かる?…妖精(ハエ)だよ妖精(ハエ)
ナツを挑発している男はカゲヤマ鉄の森(アイゼンヴァルト)のメンバーで封印を解除する解除魔法に長けている魔導士だ。その他にも影を操る魔法を使う。

「何…だと…?燃やしてやるー……うぷ…」
ナツは両手に炎をまとったがすぐに酔い炎が消えてしまった。

「ギャハハハハ!なんだよそれ!魔法ってのは…こう使うんだよ!」
するとカゲヤマの影が伸び握り拳を作った。そしてそれはナツを殴り飛ばした。
すると突然

ファン!

「な、何だ?」

「おー居たいたナツ、サッサと帰るぞ〜」

現れたのは黒髪にギルドの紋章の付いたフードがあるコートを着た男だった。そう先ほど商神旅行(ヘルメスドライブ)でエルザ達の目の前から消えた男ルイン・クライスだ。

「魔法はこうやって使う…ねぇ?なら俺と勝負してみるか?」

「お前も妖精(ハエ)の連中か!くらえ、シャドウナックル!」

※シャドウナックルは先程ナツに使った魔法です。正式名称ありましたらご指摘お願いします。

「影か……ふん!」

バシッと言う音と共にシャドウナックルは消え去った

「なっ?」

「その程度?鉄の森(アイゼンヴァルト)って」

「調子に…乗るなあああ?シャドウナックル・ガトリング!」

(やれやれ…1発でダメだったから手数で攻める……安直過ぎるな)
「換装…影縫(カゲヌイ)…よっと」

ヒュンヒュン!
ザクッザクッ!


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