暁 〜小説投稿サイト〜
赤髪の刀使い
命は大事。掛買のないもの
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勝ってたからいけるだろう。
このSAOのモンスターのAIは流石に人間ほどではないし。






「これがフィールドボス…」

サチが不安そうに眼の前にたたずむ鎧武者をみて不安そうにつぶやく。
キリト以外の黒猫団のメンバーも口が開いている。

(見た感じ威圧感しかないからな)

キリトは層ボスでこういった威圧感は慣れているのか平然としているが
剣を握る手が強くなっているみたいだ。

「動きは遅いから結構狩るのは簡単」

俺は言うと瞬動を用いて鎧武者に接近。
振られる刀をいなし、鎧と鎧の隙間に大太刀を滑りこまして斬る。

この鎧と鎧の隙間に滑り込ますにはソードスキルでは難しいしまず厚みのある剣では入らない。

鎧を無視するためしっかりとダメージが入るのが特徴だ。
このあたりがSAOのシステムの作りこみがすごいところだと思う。

それにどのモンスターでも攻撃をしてくる予備動作として攻撃対象や攻撃の軌跡にまず目線が行くという細かいところもしっかりしている。

そこをタイミングをしっかりと合わせて武器の惰弱なところを狙ってやれば…

――――カンッ

《武器破壊(アームズブレイク)》は簡単に起こせる。
この時に間違っても自分の武器の惰弱部分で惰弱部分を狙ってはいけない。

あとは俺の得意とする刺突からの横斬り、袈裟、逆袈裟をつなげる。
現実だと刺突のときに気を纏わせるからもっとダメージはあるんだがなぁ…
もちろんソードスキルではないから硬直なんてものはない。
すべて鎧の間を通してダメージを与えていく。
それを瞬動を使って様々な場所から反撃させない程度のスピードで連続で何度も行う。

フィールドボスの体力も残り少なくなってきた。
俺は瞬動と空気を蹴って瞬動を行う《虚空瞬動》を用いてフィールドボスの後ろへ回り込み。

――――トスッ

頭を切り落とした。

いやまぁ…どのモンスターも首は弱点で多くダメージを与えることができるんだが…

「切れるのは初めてだなぁ…」

いつもは馬鹿みたいに10分ぐらい攻撃を避けたり捌いたりして遊びながら倒してるから首を跳ね飛ばすのは初めてだった。

その後落ちた首と残った胴体もポリゴンの欠片となって消えて行った。

「まずは一個」

俺のレベルアップを告げる表示とドロップアイテムの表示が目の前に現れる。

何気にこいつ経験値うまいからな。
それにこいつの沸き待ちで周りのモンスターを狩ってたらA級食材が結構な確立でドロップするし、美味しい狩場だ。







サチside

(あれが…上層プレイヤーの戦い…)

次元が違う。
ユウちゃんが消えたと思ったらフィールドボスの目の前にいつの間
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