第十三話 ミス=マクロス
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響が出るようにはするな!」
「いいな!」
このことは厳命されてだ。そのうえで両軍合わせて百万ではきかない大軍が一気に減らされていく。
「何かガルラ帝国の戦いは雑魚ばかりだったから」
「来るのを次から次に潰していけばよかったけれど」
その時の戦いはまさにそうだったのである。
「しかしそれでも今は」
「この戦いは」
「宇宙怪獣は違う」
その戦力はガルラ帝国のそれとは比較にならなかった。そうなのだった。
「それなら核もか」
「いや、こうしないといけない相手か」
「そうだよな」
これが出された結論だった。そのうえでさらに攻撃が放たれる。
結局のところ度重なる核攻撃で両軍を退けたのだった。両軍はそのままロンド=ベルの核攻撃でかなり減った。その中でだ。
「あ、あの」
「おっ、出て来たな」
「ランカ=リー」
「遂にな」
オズマ以外の面々がここで笑った。
「ランカ=リーです・・・・・・あっ」
一礼したところでマイクに頭をぶつけてしまった。その鈍い音が響く。
「す、すいません」
「あらあら、緊張しちゃって」
「けれどこっちの方がいい感じよね」
「そうよね」
モニカにミーナ、ラムが笑顔で話す。
「こうした方が好感持ててね」
「可愛い感じがするし」
「それなら」
「よし、それなら」
こうしてであった。話は進む。
司会者がここで言うのであった。
「さて、歌うのはあの曲」
「何かしらね」
ボビーも楽しそうである。
「いい曲じゃないと許さないわよ」
「私の彼はパイロットです」
その曲だというのだ。
「はい、それではどうぞ」
「わかりました」
こうしてその曲が歌われる。その中でバルキリー達が舞いモビルスーツ達が撃つ。その中での戦いであった。
戦いはそれから暫くして終わった。ランカの曲が終わり暫くしてからだ。核を使ったことが決め手となり勝利を収めることができた。
「いい感じとはいかないが」
「そうですね」
「勝利は収められました」
このことは喜ばれた。
「核を使うのも仕方ありませんか」
「最早」
「止むを得ない」
大河も言った。
「諸君、これからは宇宙怪獣相手にはだ」
「核をですね」
「わかりました」
最早相手が相手であった。そうしたものも使わなくてはならない、ロンド=ベルにとっては過酷な現実であった。これも戦いであった。
そしてだ。ミス=マクロスのコンテストも終わり皆今はニャンニャンにおいて祝勝会を開いていた。当然そこにはランカやナナセもいる。
「では諸君」
「いいな」
「はい」
「じゃあ」
「かんぱーーーーー!」
まずはそれからだった。早速それぞれ酒を飲み御馳走を食べていく。
そのうえでだ。まずはカガリが豪勢に大杯に酒を入れていく。老酒である。
「あっ、カガリ様
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