暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十二話 この手で守りたくて
[6/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
タは既に読んでいるな」
「ええ、見たところ」
「生物なんですね」
それはもうわかっているのだった。
「けれど。何か」
「どうも今一つわからないところもありますね」
「そうだな。どうやら脳がない」
オズマもこのことを聞いていた。
「おかしな存在だ」
「確かにそうですね」
「どうやって動いてるんでしょうか」
「それはまだわからない」
オズマはまた言った。
「それにだ」
「ええ、数も多いですし」
「脳はないのに機能的な動きもします」
「妙な奴等だな」
アルトも言う。
「これはまたかなりな」
「しかし行かなければならない」
今言ったのはクランである。
「いいな、行くぞ」
「ああ、わかっている」
「第二スカル小隊発進!」
オズマが声をかけた。
「行くぞ!」
「了解!」
アルトが応える。そのうえで迎撃に向かうのだった。
バジュラの大軍はフロンティアに向かう。その大軍に攻撃する。
「撃て!」
「叩き落せ!」
まずはこう命令が出される。
「一機もフロンティアに近付けるな!」
「いいな!」
「そう、ここはね」
大海はラー=カイラムの艦橋にいた。そこからギガンティックの指揮にあたっている。
「防がないとまた」
「司令、ところで」
ブライトがその彼女に声をかけてきた。
「このバジュラですが」
「どうしたのでしょうか」
「これまでにも何度か戦ってますね」
「はい」
まさにその通りだと返す彼女だった。
「数もありその強さはです」
「そうですね。かなりです」
「その通りです」
まずはこのことを話すのであった。
「ですから注意して下さい。それに」
「それに?」
「これはまだはっきりとはわかりませんが」
こう前置きしてからの言葉だった。
「バジュラは進化するようです」
「進化ですか」
「そうです。進化です」
それがあるというのである。
「まだはっきりとわかりませんが」
「進化する」
「こちらの攻撃が効かなくなってきているようなのです」
こう話すのである。
「どうやら」
「艦長、それは」
「かなり厄介ですね」
ここでトーレスとサエグサもブライトに言ってきた。
「そんな敵だとすると」
「戦う度に強くなるのでは」
「その母星もわかりません」
バジュラについてさらに話される。
「ですから。そういう相手ですので」
「わかりました。まだ様子見が必要ですね」
考える顔で言うブライトだった。
「ここは」
「はい、それで御願いします」
「わかりました」
こんな話をしていた。その間にも戦闘が行われている。そうしてそのうえで戦いだ。今ユーノワ8が孔雀の目の様なものを背中に出すのだった。
「セルゲイ、いいわね」
「うん、タチヤナ」
セルゲイ=クラコフスキーはタチ
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ