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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第十一話 クロス=エンカウンター
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勢力が挙げられていく。
「それにムゲにプロトデビルン」
「そして宇宙怪獣」
「彼等もまた」
人類にはまだ多くの敵がいるのだった。
「そうした敵を一つ一つ倒していかなければ」
「他の船団もいる」
その彼等のことにも言及するのだった。
「そしてソール十一遊星主達」
「おまけにバッフ=クランか」
「敵は多いな」
「あまりにも」
「そして」
そしてであった。今のはグラスの言葉だ。
「我々は安息の地を見つけなければならない」
「そしてギャラクシーのこともあります」
「様々な問題が」
まさに山積みなのであった。
「どうするべきか」
「何をしていくか、お互いに」
双方で考えを出し合うその中でだった。
「よし」
「!?閣下」
「一体何を」
「私からの提案だが」
グラスはロンド=ベルの面々に対して話すのだった。
「君達は暫く我々と共に来てはどうだ」
「フロンティアとですか」
「そうだ。我々はこのまま暫く安住の地を見つけて宇宙を旅立つことになる」
彼は言った。
「当分かも知れない。だからだ」
「一緒にですか」
「それで」
「そうだ。それでだ」
また言う彼だった。
「君と一緒にだ。行くか」
「そうですね。我々はこれからまだ多くの戦いが続く」
「まだこれからも」
それについても話すのであった。
「ボアザンもキャンベルもいる」
「彼等も倒さなくてはならない」
「それなら」
そうしてだった。皆で言うのであった。
「御願いできますか」
「暫くの間」
「是非共だ。ではこれで決まりだな」
「ゾヴォークも協力してくれますので」
「それも御願いします」
こうしてだった。ロンド=ベルはフロンティアと共に宇宙を旅することになった。ロンド=ベルは思わぬ形で仮の宿を手に入れたのだった。
そしてフロンティアの中はだ。かなりのものだった。
「シティ7よりもまだ凄いな」
「っていうか地球を出てからも科学とかが発展してる!?」
「そうかも」
ロンド=ベルの面々はその様々な施設を見ながらそれぞれ言うのだった。
「ゼントラーディの人達もいるし」
「平和に共存共栄してるし」
「ここまで凄いなんて思わなかったし」
「全く」
そしてであった。ふとその見事な街を見るとだ。
「あれっ、何この歌手」
「ええと、シェリル=ノーム!?」
「誰、それ」
「今フロンティアで一番有名なアーチストみたいね」
今言ったのはミレーヌだった。
「凄い歌手みたいよ」
「凄いって」
「そんなに?」
「何となくわかるけれど」
ミレーヌの直感がそう教えることだった。
「ただ」
「ただ?」
「どうしたの?」
「何か不安定なものも感じるけれど」
ミレーヌはこうも言うのだった。
「バサラみたいに無茶苦茶な破天荒さ
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