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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第六話 禁断の惑星へ
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んなことしたよ」
しかしバサラはこう言うだけだった。
「そんなことよ」
「我々はいつも通りのことをしただけです」
しかしガムリンも言う。
「それだけです」
「えっ、二人の仲がいい」
ミレーヌはこのことに気付いた。そのうえで驚いたのだった。
「どういうこと?これって」
「この短い間に何があったんだ?」
レイも言うのだった。
「一体」
「別に」
「特に何も」
しかし二人はこう返すだけだった。
「俺はいつも通りだけれどな」
「私もです」
「どういうことなの?これって」
ミレーヌは思わず首を傾げさせた。
「何でこの二人が」
「ミレーヌ」
輝が微笑んで彼に言ってきた。
「パイロット同士はこういう風に分かり合える時もあるんだよ」
「けれど犬猿の仲のあの二人が」
「どうしたミレーヌ」
レイが微笑みながらバサラに言ってきた。
「ヤキモチか?」
「そんなんじゃないわよ!」
それは否定する彼女だった。
「けれど何か」
「それでシティ7は」
「そうだよ、そっちは」
「大丈夫なんですか?」
「はい、無事です」
エキセドルが答えた。
「今データを送ってもらいましたが犠牲者も損害もありません」
「そう、よかった」
「それなら」
このことを聞いてまずは胸を撫で下ろす一同だった。
「しかしそれでも」
「そうよね」
「ここは」
「策がありますね」
マックスが言った。
「敵がシティ7をここに運んだのは」
「ああ、間違いないな」
フォッカーも同じことを想定していた。
「それならだ」
「すぐにこの場所を離脱しましょう」
レトラーデも言う。
「さもないと何かが」
「!?艦長!」
ここでサリーが言う。
「重力場に異常発生です!」
「遂に来ましたか」
「何者かがフォールドアウトしてきます!」
「わかりました」
そして出て来たのはだった。
巨大な戦艦だ。ロンド=ベルの面々はその巨艦を見て言う。
「あの巨大な戦艦は」
「それに他の艦艇の数も」
実に多いのだった。
「こう来るとはまさか」
「ここで決着を」
「よし!それならそれでいいぜ!」
ここでも叫ぶバサラだった。
「相手がでかければでかい位燃えるぜ!」
「艦長!」
今度は美穂がエキセドルに言う。
「敵艦より通信です」
「通信?」
「どうされますか?」
「出ましょう」
すぐに決断を下した彼だった。
「それでは」
「わかりました、それでは」
「それで」
こうして通信に出るとであった。
「我が名はゲペルニッチ」
「ゲペルニッチ」
「それがか」
「プロトデビルンの」
「五十万年周期」
そのゲペルニッチが言うのだった。
「悠久の彼方より遂に我が夢の完成の時をここに見出した」
「ここに」
「それが?
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