第六話 禁断の惑星へ
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フォールドエネルギー充填完了」
「充填完了」
「止めろ!」
ギギルは何とかそれを止めようとする。
「ここで動かすな!」
「全てはゲペルニッチ様の御意志」
「だからこそ」
「ここの指揮官は俺だ!」
あくまでそう叫ぶのだった。
「俺の指揮に従え!」
「ですがです」
「私達の最高指揮官はゲペルニッチ閣下です」
「だからこそ」
「くっ!」
ギギルも思わず歯噛みした。
「貴様等、何処までも」
「まずい!」
ここでガムリンが叫んだ。
「シティ7がフォールドする!」
「ガムリン、行くぜ!」
しかしバサラはここでもだった。
「このままな!」
「ああ!」
そしてガムリンも乗っていた。
「こうなったら銀河の果てまで食らいついてやる!」
「そのノリだぜ!」
「そうだな!」
「バサラ!ガムリンさん!」
ミレーヌが二人に叫ぶ。
「また何処に」
「またか」
「・・・・・・・・・」
レイとビヒーダも眉を顰めさせていた。
「どうするかだな」
「ガムリンまでか」
金竜も困った顔になっていた。
「どうしたものかな」
「大丈夫だ」
しかしここでサコンが言ってきた。
「今度は確実にフォールドアウト先を掴んでいる」
「それじゃあすぐに」
「そっちに」
「向かうとしよう」
こうしてだった。話が決まったのだった。
「全機帰還せよ」
大文字が指示を出した。
「我々はこれよりシティ7を追う!」
「はい」
「それでは」
そしてバサラとガムリンが辿り着いたその場所は何処かというとだった。惑星が見える。
「何処だ、ここは」
「待ってくれ」
すぐにそのチェックを行うガムリンだった。
「全天座標照会する」
「ああ」
「S1350N3605空域だ」
「何処だ、そこは」
「あの惑星はラクスだ」
「ラクス?」
「数年前に他船団が入植を開始したとの報告がある」
こうバサラに話すのだった。
「ラクスに援軍を要請するか」
「いや、おかしいぜ」
「どうした?」
「誰もいねえんじゃねえのか?」
こう言うのである。
「これってよ」
「どうだというのだ?一体」
ここでだった。ロンド=ベルが二人とシティ7のところに到着したのだった。
「ロンド=ベルが来た!?」
「今度は早いな」
バサラはその彼等を見て話した。
「バサラ!ガムリンさん!」
「ミレーヌか」
「来られたんですか」
「無事だったみたいね」
彼女はまずこのことを喜んだのだった。
「よかった・・・・・・」
「ああ、まあな」
しかしバサラはそれをどうでもいいといった感じだった。
「それはな」
「全く無茶をして」
「無茶!?」
「そう、無茶よ」
こうミレーヌに話すのだった。
「どうしてそんなことをしたのよ」
「誰がそ
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