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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第六話 禁断の惑星へ
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りだというのだ。
「小さい頃買ってもらったものなんです」
「ミレーヌさんの小さい頃にですか」
「はい、その通りです」
また話すのだった。
「嫌なことがあったらこれをこすりなさいって」
「どうかなるんですか?」
「魔法がかかって」
そうなると笑って話すのだった。
「未来がぱーーっと開けるって」
「えっ!?」
「そう言われたんです。それでですね」
「それで」
「一生懸命こすったんですよ」
幼い頃を思い出しての言葉だった。
「けれどそんなの単なる気休めだって後から馬鹿にされたんですよ」
「そうだったんですか」
「酷いと思いませんか?」
あらためてガムリンに問うた。
「これって」
「あっ、いえ」
そう言われるとだった。急に口ごもるガムリンだった。
「それは」
「けれど何か気に入っちゃって」
ミレーヌは笑いながら話し続ける。
「ずっと持ってたの」
「成程」
「けれど」
けれどというのだ。
「若しよかったらガムリンさんにあげます」
「どうして自分に」
「だってガムリンさんってとても真面目だから」
「いえ、それは」
これは謙遜だった。
「私は別に」
「だからこういういい加減なものを持っていてもいいじゃないかしらって」
「有り難うございます」
「それじゃあ今から」
「ええ」
「バサラを探しに行きましょう」
そしてシティ7をだった。探索をはじめるのだった。
「シビルよ」
ギギルはある場所で言っていた。
「御前は眠ったままか。これだけスピリチアを与えても・・・・・・んっ!?」
ここでだった。彼は後ろから足音を感じ取った。そこにいたのは。
「誰だ・・・・・・」
「シビルか」
バサラは早速ギターを鳴らしだした。
「それならな!」
「何をするつもりだ、手前!」
「今日こそ御前に俺の歌を届けてみせるぜ!」
言いながらの演奏だった。
「俺の歌を聴けーーーーーーーーーっ!!」
「これがか」
ギギルはそれを聴いて言うのだった。
「シビルの言っていたアニマスピリチアか。若しかしたらこいつなら」
そしてここでだ。ロンド=ベルはすぐにシティ7を発見した。しかしそこには。
「司令!」
「ゲペルニッチ様が」
「まさか!」
部下に応えて戦局を見た彼は驚きの声をあげた。
「ゲペルニッチの艦か」
「はい、間違いありません」
「あれは」
「ここにシビルがいるのを知っていて仕掛ける気か!」
「よし、見つけた!」
「ええ!」
ロンド=ベルはシティ7を見つけ出したことを素直に喜んでいた。
「後はだ!」
「早く助け出して」
「よし、全軍シティ7へ!」
ブライトが指示を出す。
「すぐにシティ7と合流し救出する!」
「了解です!」
「それなら!」
こうしてだった。全軍で向か
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