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スーパーロボット大戦パーフェクト 完結篇
第五話 ロスト=ディーヴァ
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って変態だから」
こう神宮寺に返すのだった。
「もうね」
「そうかな。確かに常識は一切通用しない人だけれど」
シンジは首を傾げながらアスカに述べた。
「それでもあそこまでできたら凄いじゃない」
「それでも流石にここまで来る筈ないじゃない」
「わからないぞ」
だがここでナタルも言う。
「あの人だけはな」
「何ていうか」
「確かに」
誰も否定できないところがまた恐ろしかった。
「まあとにかく」
「何ですかね」
「誰の歌なんですか?」
「今全艦に放送流すね」
そしてその歌とは。
「!?」
「これは」
「覚えていますか」
間違いなかった。その歌は。
「手と手が」
「メイリン」
タリアはすぐにメイリンに問うた。
「この歌の発信源は?」
「銀河中心領域M4方面S1926エリアです」
そこだというのだ。
「そこです」
「わかったわ」
そこまで聞いて頷くタリアだった。
「それじゃあね」
「そこに行くんですね」
「ええ、行くわ」
まさにそうするというのである。
「まずはそこにね」
「いや、待て」
だがここでタシロが言う。
「銀河中心だな」
「はい、そうです」
「バルマーの勢力圏だ」
まさにそこだというのだ。
「そいこに入るとならばだ」
「罠ですか」
「いや、それもない」
タシロはそれも否定した。
「こちらの殲滅を望むのならばだ」
「その場合は」
「何も銀河中心部に場所を移す必要もない」
「音声はです」
またメイリンが言ってきた。
「九十・九九九パーセントの確率で本人のものです」
「そうだな。しかしだ」
「しかしですか」
「帝国はいる」
こう副長に述べるのだった。
「しかしだ」
「しかしですか」
「帝国軍がどういった意図を以てこの情報を伝えたかだ」
「それですか」
「そうだ、それだ」
言うのはこのことであった。
「何故我々にこの情報を伝えたか。それいよってだ」
「ですが」
ここで言ったのはオオタだった。
「そこに彼等がいるならばどちらにしても」
「その通りだ」
「ではやはり」
「心の故郷だ」
今言ったのはグローバルだった。
「我々にとっても」
「だからこそここはだ」
「そしてだ」
ここでタシロはさらに言う。
「バロータ軍のことも警戒しておこう」
「彼等ですか」
それを聞いて声をあげたのはエキセドルだった。
「彼等の存在もまた」
「必ず出て来る。やがてはな」
「ではそちらも」
「警戒しておくべきだ」
用心ということだった。
「だからこそだ」
「はい、それでは」
「全てに備える」
タシロの言葉は続く。
「行くぞ」
「はい」
こうしてそのポイントに向かう。そしてそこには。
奇妙な二人がいた。白い天使と黒い巨人
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