第三話 激突!!勇者対勇者
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ザ=パワーの力を借りてZマスターと対消滅する筈だった」
「はい」
「Zマスターは滅んだ」
彼等はだというのだ。
「けれど僕達は気がつくと星一つ見えない宇宙の果てに飛ばされていたんだ」
「宇宙の果て!?」
「そこに」
「そう」
そしてさらに話すのだった。
「ザ=パワーの反発作用によって」
「それによって」
「そこまで
「そこはトモロの計算によれば」
話はさらに続けられていく。
「この銀河から遥か離れた場所」
「そこには」
「飛ばされたのね」
「銀河全体を見回せる場所だった」
そうした場所だったというのだ。
「そして僕達は見たんだ」
その見たことを話した。
「銀河が間違いなく光速を超えるスピードで収縮しているのを」
「宇宙が」
「収縮している!?」
誰もがそれを聞いて唖然となった。
「まさかそんな」
「そんなことが」
「いや、事実だ」
だが戒道は言うのだった。
「僕はこの目で見たんだ」
「じゃあ本当に」
「宇宙は」
「そう、そして」
その言葉が続けられていく。
「朴達はこのの真相を突き止める為にESドライブでその中心に向かったんだ」
「その宇宙収縮現象の」
「その中心になのね」
「そこで僕は見つけたんだ」
ここで話が核心に入った。
「あのパスキューマシンとラティオを」
「ラティオ」
竜馬がそれを聞いて述べた。
「護君のことか」
「ラティオはそこで戦っていた」
「あの歯医者みたいな奴か」
ルネが言った。
「あいつがそうだったのか。それに」
「そう、彼女もなんだ」
ルネと戦ったあの女についても話された。
「ソール11遊星主と」
「ソール11遊星主」
「それが奴等の名前なのか」
「その通り、Jは僕とパスキューマシンをESウィンドウで青の星」
「この星か」
「つまりは」
ここからはわかる話だった。
「地球へ送り込み自分は残ったんだ」
「ここに来なかったのか」
「どうして?それは」
「ラティオと共に戦う為に」
だからだというのだ。
「その為に」
「それなら」
万丈はここまで話を聞いたうえであらためて戒道に問うた。
「あのスターガオガイガーで戦った護君の正体は」
「あれは気配がなかった」
「そうよね」
「それも全く」
感じ取った面々がそれぞれ話す。
「そうしたものが何もなかった」
「あれは一体」
「何だというの?」
「あいつは多分」
戒道は怪訝な顔になった一同にも歯案した。
「パスキューマシンを回収する為に送り込まれたレプリジン」
「複製か」
凱はそれを聞いてすぐに察した。
「それなのか」
「ラティオがパスキューマシンに触れた時」
戒道はまた話してきた。
「偶然生み出されたものだ」
「偶然」
「あいつが」
「本
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