裏切りの上越高校
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。」
「いえ、私も隊長に言っていなかったのが悪かったので。それより隊長、今何処なんですか?」
私はナビで確認して、
「福島県白河市。てっ、着くのはやっ。」
私は白河市に着いていたのを確認した。
「レイナ。あの建物が委員会本部なんだよ。」
私が指示した場所にはRC(鉄筋コンクリート)構造のビルがあった。
「あれが。隊長、
ヘリポートはビルの屋上に有りますよ。」
「そこは重役用で、私たちはあっち。」
地上を見ると無数にあるにヘリポート。
そこに向かって降下する私たちのヘリ。
「少し衝撃があるから注意してね。」
私の言った通り少し揺れた。
「此処ですか。地上から見ると結構迫力が有りますね。」
レイナの言う通り迫力がある。
「それじゃあ行こっか。」
私は中にいるであろう深雪さんを探しに建物の中に入った。
「ようこそ大狩流戦車道委員会本部へ。本日のご用件は何でしょうか?」
受付に行くといつも通りの会話が始まる。
「大狩深雪さんに会いたいのですがどちらにいますか?」
「深雪様は現在、第二演習場にて練習中です。急ぎでしたらお呼びしますが?」
「いいえ結構です。それでは待っていても良いですか?」
「はい。それでは三回の第四応接室にてお待ちください。」
そう言って鍵を渡してくれた。
いつ来ても慣れない。
「隊長。早くいきましょう。」
レイナはなんか元気だし。
「私は休憩(昼寝)でもしよ。」
私はエレベーターで三階に行く。
第四応接室はエレベーターの真ん前にある。
「なんと。」
レイナはやっぱり驚いている。
無理もない、此処の設備は高級ホテルに匹敵すると言われているほどだし。
そして応接室なのにベットルームまで完備している。
「レイナ。私は寝るから静かにね。」
「了解です。」
私はベットルームに行くなり眠りに入った。
もちろんレイナは寝ることなくずっと此処の設備に感激していた。
「隊長。起きてください。深雪さんが来ましたよ。」
私はレイナに起こされて直ぐに深雪さんのところに向かった。
「瞳。もっとしっかりしなさい。それで話ってなんなの?」
やっぱり注意された。
「実は・・・」
私は現在の上越高校の状況を伝えた。
顔を曇らせる深雪さん。
「そうだな。それなら瞳が妨害を阻止すればいい。大洗に体験入学すればいい。私が手配しておく。」
「ありがとうございます。もう一つお願いなんですが、レイナの分も手配して貰えないでしょうか?」
「いいわよ。それじゃあレイナさんもヨロシクね。」
「はい。」
こうして大洗に体験入学にいくことが決まった。
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