第十一話・変化する転生者
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果を発揮する仕組みが解明されていないらしく
また古代の遺跡から発見されたり、遺跡にあった書物などをもとにつくられた物の為
ロストロギア、もしくは準ロストロギアとも言える品らしいとも聞いた。
ただこの様な品ばかり出てくる流れでは確かに多少は面白く、興味もあるにはあるがどうもしっくりくる品が来そうにはない。
「これが最後の品です」
ユーノがレイジングハートから眼鏡のような物を取り出す。
一瞬この最後の品に期待したがただ遠くの物が見えるだけの眼鏡らしい
しかもかなり遠くしか見えないため使いどころが難しい品であるとのこと。
駄目か
そう俺が諦めかけたときユーノが突然に素っ頓狂な声を上げた。
「あれ?」
その驚きの声になのはと俺が不思議そうにユーノを見るとその手には小さな人形の手のような物が握られていた。
先程で最後の品と言っていたのにどうしたのだろうか?
忘れていたのだろうか?
そんな事を思いながらユーノに問いかけの言葉をかける
「どうしたんだ?」
「いやっ、それが…」
歯切れ悪そうに口ごもるユーノ。
本当に一体どうしたのだろうか?
若干の間をおいてユーノが驚いた理由を語る
その理由は分かりやすいものだった。
「こんな人形の手みたいな物は全く覚えがないんです」
つまり自分の見覚えのない物が自分のバックに入っていた、と言うようなことである。
まあ、誰だって自分の知らない物を自分の荷物入れや部屋などで見つければびっくりするだろう
それが人形の手だった場合、一人暮らしなら怖くて眠れなくなるくらいは驚きそうだ。
こうしてユーノの驚いた理由に納得したが
真の驚きはここからだった。
突如としてその人形の手が輝き始める
「なっ!?」
「ふぇ!?」
「なのは、みずなさん!僕から離れてッ!?」
ユーノがその輝きをどうにか止めようと何らかの魔法を発動する。
俺はその輝きからなのはを守ろうとユーノとなのはの間に割って入る。
そしてユーノの抵抗もむなしくその輝きは爆発的に強さを増して・・・
白色
それが現在目の前を埋め尽くしていた。
まぶし過ぎて何にも見えない
おもわず目をつぶる。
しかし
「お兄ちゃん!?」
驚きの声
その声に本能的に後ろにいるはずのなのはを振り向く
するとそこには俺を見て驚愕の表情を浮かべたなのは。
その驚きの顔に、またジュエルシードの時のように俺に何か変化が起きたのだろうか?と急いで自分の体を確認する。
すぐに理由は分かった。
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