第十一話・変化する転生者
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考えた外堀の埋める方法、目的に達する為の過程である。
そしてこの俺の唐突な質問にユーノは初め訝しむような顔で俺を見つめてきたが
魔法に最近関わったために魔法に興味がわいたという俺のもっともらしい理由に
そういうことならば、とユーノはそれ以上何かを言う事もなく
なのはの所にいけばそういった物があるという答えが返ってきた。
なぜなのはのところに?
一瞬、頭の中を疑問がよぎったが
それを察したのかユーノが説明をしてくれた。
曰く、レイジングハートには物を収納できる機能が備わっており
自分は主にその目的でレイジングハートを携帯していたとの事。
なるほど、確かにレイジングハートがジュエルシードを収納するシーンが原作でもあった気がする。
某青色ネコ型ロボットの便利なポケット宝石版といったところか
そのうちどこでもいける扉や時空を超える乗り物など出て来そうだ。
いや、そういえば時空を超える船とか、ドアではないが他の場所に転移できる魔法とか装置が原作にチラホラと出来ていたような気がする。
まあ前者は時は超えられないし、転送の方もどこでもではなく決められた場所を行き来できるだけだったはずであるが・・・
さて、そんな物語の設定の置換的発想をしているとなのはの部屋の前についていた。
まずは部屋の扉をノックしてなのはに声をかける
「なのは、入っていいか?」
基本、俺は紳士だ。決して無言で妹の部屋に入るような無粋な事はしない。
なぜなら紳士だから。
大事な事なので心の中で二回呟く。
とりあえず、そんな俺の自己満足はさておき
「お兄ちゃん?何かようなの」
部屋の扉を開き、なのはがこちらを見つめていた。
俺がどう答えるのが最善か考えようとしたが
ユーノが先に説明してくれた。
最近、俺の中のユーノへの好感度がうなぎ登りなのは特に隠す必要があるかは分からないが秘密である。
そしてその俺の中で絶賛好感度上昇中のユーノはなのはからレイジングハートを受け取ると次々に、魔法の品らしきものを取り出してくれた。
たとえば、魔力の回復を補助をしてくれる飲み物や即席の結界を張れる石
どれもかなり便利そうな物ばかりではあったが俺の求めている分かりやすく戦闘に役立ちそうではなかった。
それにユーノが説明してくれるのを聞く限りではどれも大きな欠陥を抱えているらしい。
たとえば先程の物でいうと魔力補助の飲み物はかなり味が悪いらしく下手をすると体調を崩すレベルらしく
また結界を張れる石の方はかなり大量の魔力を使うらしい
どちらもそんなリスクを背負うくらいなら使わない方がマシだと。
しかしどの品もその効
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