スーパーロボット大戦OGs
0116話
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れどころじゃないってば。早いとこアクセル大尉を倒してヴィンデルとかいうのも倒さなきゃいけないんだから。……アクセル大尉、悪いけどそこを退いて貰うよ」
「ヴィンデルの下に辿り着きたいのなら俺を倒していく事だな、カーラ」
ランドグリーズ・レイブンに乗っているカーラへと声をかけ、アルトアイゼン・リーゼへと機体を向ける。
「さあ、キョウスケ・ナンブ、ラミア・ラヴレス、互いの主張は通した。後はどちらが正しいか決めるだけだ」
「勝った方が正しいとは限らないが、この戦いは絶対に勝たなければならん。その為に用意した、俺の最後にして最高のカード……ここで切らせて貰う!」
「ああ。ここが正念場。今までのように手加減をしてはやれないが……構わないな?」
「こちらとて、正真正銘本気でいかせてもらう!」
こちらの戦力はシロガネにトライロバイト級のギャンランド、その他あちらの世界から持ってきた戦力や、アースクレイドルで製造した機体を惜しみなく出しているし、インスペクターの無人兵器もそれなりにある。そしてエキドナのヴァイサーガに、俺のグロウセイヴァー。パイロットにしてもレモンの研究の成果で量産型Wの性能はかなり高くなっている。さすがにクロガネやヒリュウ改のパイロットに比べれば落ちるが、それだって人数の多さである程度は埋める事が可能だ。
総合的に見て戦力は互角と言ってもいいだろう。
「W16、命令だ」
「は? 既にレモン様からアクセル隊長を守るようにと命じられていますが」
「いや、俺の事よりもドルムの防衛に徹しろ。ここをそう易々と通しては、今までの苦労が水の泡だ」
「ですが……」
「俺が奴等に負けると思っているのか? シャドウミラー最強というのはそんなに安い存在なのか?」
「いえ……了解しました。ドルムの防衛にまわります」
不承不承だろうがこちらの命令を受諾したエキドナは、前線にいる俺の後ろから離れてドルムの方へと戻る。
「さぁ、お前達にとってもここが正念場だ! この俺を倒せないようではインスペクターにも、そしてアインストにも勝つ事は出来ないぞ! この戦いの中で培ってきたお前達の全力をこの俺に見せてみろ! 余りに情けない戦いぶりを見せるのなら……その身を文字通り喰らわせてもらう!」
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