海底遺跡
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炎秘めし災厄の矢(アグネア)、天より下されし判決の炎(ソドム・ゴモラ) 、燦然たる陽光(ガラティン)だ。これぐらい強化すれば問題無いだろう。後はコアとかだが…………戦闘機人を作ったら怒られるんだよな…………まてよ、人形ならいいんだよな。
「じゃあ、コレだ」
本人と寸分違わぬ人形を作り出す宝具。蒼の人形。これを取り込ませてマリアージュを生成できるようにしよう。よし、完成。宝具の改造も問題無いし、マスター登録も終わった。なので、生体ポットから出して宝具を叩き込んで融合させる。
「起きろ、イクスヴェリア」
「ん…………ここは…………」
「遺跡だ」
「貴方が新しい操主様ですか?」
「そうだ。身体に異常は無いか?」
「有りません。前より格段に力が増えています…………」
うついむいて返事をするイクスヴェリア。
「なら、これを着ておけ」
宝具である法衣を着せてやる。裸だったからな。さて、ついでに機材を貰って行こう。というわけで、王の財宝に全部仕舞った。
「さて、付いてこい」
「はい…………」
外に出ると二人が待っていた。
「これより脱出するが、この部屋を破壊しろ」
「了解」
「はい」
二人に危険そうな場所を破壊してもらって、俺達は外へと出た。その後、色々と面倒な事をさっさと終わらせて、二人に金を渡した後、イクスヴェリアを連れて帰宅した。連絡したらキャロは眠ってしまったので既に送り届けたそうだ。
「さて、新しい子だ。この子はイクスヴェリア、仲良くしろよ」
「は〜い。ボクはレヴィって言うんだ、よろしくね」
「はい」
「我はディアーチェだ。こっちがユーリで、こっちがシュテル」
「よろしくお願いします」
「よろしくお願いしますね」
全員、自己紹介を終えたら、ご飯を食べて遊びだした。終始、イクスヴェリアは混乱していたが、大丈夫だろう。
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