第八十九話 鑑賞会
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リアスは顔を赤面していく。
何でも一誠のジャガーノート・ドライブを解除しようとした時にリアスの胸で・・・と言うより乳首を一誠が触った事で解除されたらしく、それを見ていた美猴が『スイッチ姫』と命名したと祐斗が説明してくれた。
「・・・もう、冥界を歩けないじゃない」
「あはは・・・」
頭を抱えているリアスを見た闇慈は苦笑しか出来なかった。
イリナは、はしゃぎながら変身ポーズを取りながら言ってくる。
「でもでも!幼馴染みがこうやって有名になるって鼻高々でもあるわよね。そういえばイッセー君って小さい頃は特撮ヒーローが大好きだったよね。私も付き合ってヒーローごっこしたわ」
「確かにやったなぁ。あの頃のイリナは男の子っぽくて、やんちゃばかりしてた記憶があるよ。それが今じゃ美少女さまなんだから、人間の成長って分からない」
「もう!イッセー君ったら、そんな風に口説くんだから!そ、そういう風にリアスさん達を口説いていったのね・・・?怖い潜在能力だわ!堕ちちゃう!!私、堕天使に堕ちちゃうーーー!!!」
イリナが叫び声を上げると共に翼が白と黒に点滅し始めた。何でも、これが天使が堕天使になる前兆みたいだった。しかしそれを見たアザゼルは豪快に笑う。
「ハハハハ、安心しろ。堕天歓迎だぜ。ミカエル直属の部下だ。VIP待遇で席を用意してやる」
「いやぁぁぁ!!堕天使のボスが私を勧誘してくるぅぅぅ!!ミカエル様、お助けくださぁぁぁい!!!」
イリナはミカエルに助けを求めるように祈りを捧げているがゼノヴィアとアーシアが助言を入れる。
「でもイッセーさんやアンジさん・・・部員の方々が有名になるなんて自慢です」
「そうだな。私達、眷属にも良い宣伝になるからな」
確かにそれは良い意味でもあった。『おっぱいドラゴン』が放送される事によってグレモリーの名は一気に世間に広まり、その主役や重要人物もその関係者が関わっている。これほど宣伝になることはなっただろう。
そう言っている間に朱乃が一誠の背中に抱きつく。それ乗じて彼女の豊満な胸も一誠の背中に押し当てられる。
「イッセー君?イリナちゃんを仲良くするのも良いですけれど、約束を果たしてもらわないと困りますわ」
「約束?・・・ああ。ディオドラ・アスタロトの戦いの前に言ったあの事ですか?」
「ええ。勿論、叶えてくれますわね?私とのデート♪もしかして・・・ウソだったの?」
目元を潤わせて、一誠に尋ねる。
(あれをやられたら断るに断れないな・・・)
闇慈はそう思っていた。肝心の一誠も闇慈と同じ考えを持っていた。
「う、ウソじゃないです!!」
「嬉しい!じゃあ、今度の休日、私とデートね。うふふ、イッセー君と初デート♪」
朱乃は嬉しそ
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