セリカ・シルフィルと箱庭
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。まぁ、本当に危なければ考えますが、今は嫌です」
「まあ、こっちも冗談半分だ。本当に危なかったら頼む」
「分かりました。その代わり、かなり働いて貰いますよ。先ずは先程言ってたように水樹言ってたですね」
「だな。先ずは水か…………いや、入手するのは問題無いが、目立つのは困るな…………黒ウサギ、姿を変えられるギフトを探してくれ」
「残念ながら、ギアスロールでは本名が記されますので無理です」
「ちっ、まあいいか。ちょっと、このまま水神を倒して来る」
やっぱ、無理だったんだな。仕方無い、行くか。
「黒ウサギ、今からちょっと言って来る。ここを守ってれくれ」
「分かりました。お待ちしております」
俺はそのまま水神と戦う為に世界の果てへと向かった。
世界の果てに存在するのは様々連中だ。
『人間だ…………』
『人間が来たぞ…………』
森の賢者どもか。丁度良い。
「おい、お前達。この中で土の関連の者は居るか?」
『わしがそうじゃ』
現れたのは巨大な人面樹。
「ギフトゲームをしよう。俺が欲しいのは死んだ大地を復活させるギフトだ」
『ふむ。残念ながら我らごときの力では無い』
「そっか。なら、良いか。俺は予定通りに水神に喧嘩を売りに行く」
『そうか』
「じゃあな」
俺はさっさと水神の元へ向かった。そう、世界の果てだ。
「ふむ。これは絶景だな」
世界の果ての水が落ちる光景は素晴らしい。これはかなりいい。
「水神、居るか?」
「ここにおる。ギフトゲームの挑戦者か?」
いきなり現れた白き蛇の神。
「ああ、そうだ。こちらが求めるギフトはでかい水樹だ」
「ならば、我が一撃に耐えてみせよ」
「ふむ。では、一撃を互いに与え合いにしよう。こちらも神器を賭けるから、そちらは…………水の精霊もつけてくれ。賭ける神器は賢者の石」
「よかろう」
そして、俺の前にギアスロールが現れた。
『ギフトゲーム名:“水神の試練”
・プレイヤー:セリカ・シルフィル
・ゲームマスター:“トリトニスの滝の主”白雪姫
・プレイヤー側のクリア条件:“トリトニスの滝の主”白雪姫と交互に攻撃し合い、勝利する事。
・ゲームマスター側の勝利条件:プレイヤーが勝利条件を満たせない場合。プレイヤーが降参した場合。
・報酬:プレイヤーは“水樹の苗”、“水の精霊”
※舞台補足
・参加者はトリトニスの滝から半径1km以上離れてはならない。
・主催者はトリトニスの滝から半径1km以上離れてはならない。
宣誓 上記尊重し、誇りと御旗の元、“ノーネーム”はギフトゲームに参加します。
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