暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
コードETD
[1/13]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「王都だね・・・。」

ミントはそう言う。ハッピー達は王都の上辺りにいた。

「見て!!ルーシィが!!!」

ハッピーが指の先にはルーシィの姿があったが、
両手を手錠で塞ぎ、何者かの武器でその手錠の鎖により宙ぶらりんとなっていた。

そして・・・

「あっ!落とした!!」

「まずいわ!!」

ハッピー達は急いでルーシィを助けに行った。

「ルーシィーーーー!!!!」

「ハッピー!!!!シャルル!!!!ミント!!!!」

ルーシィはそれに気がついたようだ。

「もう大丈夫だよ!!!オイラが来たから、にびゃっ!!」

ハッピーは勢いがあったせいか、そのまま壁にぶつかった。

「・・・・・・。」

「あはははは・・・」

「あ・・・ありがとう・・・。あれ!!?アンタ達、羽・・・!」

「心の問題だったみたい。」

「うん。」

「久しぶりで勢いつきすぎちゃった・・・。」

「こ・・・これは一体・・・!?」

そう言ったのはエドラスのエルザであった。

「その女は女王様の命令で抹殺せよと・・・」

「命令撤回よ。」

「女王様がこの女を殺すなだって。」

「何ですと!?」

シャルルとミントはエドラスのエルザに嘘を言った。

「それとも、女王様の命令をまさか無視するの?」

「っ!!申し訳ありません!!!」

この状況にルーシィとハッピーは唖然となる。

「ウェン・・・捕まえた2人の滅竜魔導士はどこ?」

「に・・・西塔の地下に・・・」

「すぐに解放しなさい。」

「それだけは私の権限では何ともなりせん。」

「いいからやりなさい!!!」

「エルザーーー!!!」

突如、横から黒豹の顔をし、服を着た戦士の様な者がエドラスのエルザに駆け寄った。

「パンサーリリー!」

その者の名はパンサーリリー、王国軍第一魔戦闘部隊隊長であった。

「何アイツ!!!アンタの仲間!!?」

「あんなゴツイエクシードはいなかったよ!」

パンサーリリーの姿に驚くルーシィがハッピーに聞いてみたが、
ハッピーは見た事もない様だった。

「その3人のエクシードは“堕天”だ!!!!エクスタリアを追放された者どもだ!!!!」

「な・・・!!!!」

「やば・・・!!!」

「・・・・・・!!!逃げるわよ!!!!」

「うん!!」

「あ、あいさ〜!!!」

「ちょっと!何で逃げるのよ!!?」

「堕天って言われたら誰だろーと裏切り者扱いみたい。」

ルーシィの言葉にハッピーはそう言い、その場から逃げて行った。

「チッ!」

舌打ちするパンサーリリー。

「おのれ・・・!!!」
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ