第3章 エドラス編
コードETD
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「王都だね・・・。」
ミントはそう言う。ハッピー達は王都の上辺りにいた。
「見て!!ルーシィが!!!」
ハッピーが指の先にはルーシィの姿があったが、
両手を手錠で塞ぎ、何者かの武器でその手錠の鎖により宙ぶらりんとなっていた。
そして・・・
「あっ!落とした!!」
「まずいわ!!」
ハッピー達は急いでルーシィを助けに行った。
「ルーシィーーーー!!!!」
「ハッピー!!!!シャルル!!!!ミント!!!!」
ルーシィはそれに気がついたようだ。
「もう大丈夫だよ!!!オイラが来たから、にびゃっ!!」
ハッピーは勢いがあったせいか、そのまま壁にぶつかった。
「・・・・・・。」
「あはははは・・・」
「あ・・・ありがとう・・・。あれ!!?アンタ達、羽・・・!」
「心の問題だったみたい。」
「うん。」
「久しぶりで勢いつきすぎちゃった・・・。」
「こ・・・これは一体・・・!?」
そう言ったのはエドラスのエルザであった。
「その女は女王様の命令で抹殺せよと・・・」
「命令撤回よ。」
「女王様がこの女を殺すなだって。」
「何ですと!?」
シャルルとミントはエドラスのエルザに嘘を言った。
「それとも、女王様の命令をまさか無視するの?」
「っ!!申し訳ありません!!!」
この状況にルーシィとハッピーは唖然となる。
「ウェン・・・捕まえた2人の滅竜魔導士はどこ?」
「に・・・西塔の地下に・・・」
「すぐに解放しなさい。」
「それだけは私の権限では何ともなりせん。」
「いいからやりなさい!!!」
「エルザーーー!!!」
突如、横から黒豹の顔をし、服を着た戦士の様な者がエドラスのエルザに駆け寄った。
「パンサーリリー!」
その者の名はパンサーリリー、王国軍第一魔戦闘部隊隊長であった。
「何アイツ!!!アンタの仲間!!?」
「あんなゴツイエクシードはいなかったよ!」
パンサーリリーの姿に驚くルーシィがハッピーに聞いてみたが、
ハッピーは見た事もない様だった。
「その3人のエクシードは“堕天”だ!!!!エクスタリアを追放された者どもだ!!!!」
「な・・・!!!!」
「やば・・・!!!」
「・・・・・・!!!逃げるわよ!!!!」
「うん!!」
「あ、あいさ〜!!!」
「ちょっと!何で逃げるのよ!!?」
「堕天って言われたら誰だろーと裏切り者扱いみたい。」
ルーシィの言葉にハッピーはそう言い、その場から逃げて行った。
「チッ!」
舌打ちするパンサーリリー。
「おのれ・・・!!!」
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