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混沌の魔術師と天空の巫女
第3章 エドラス編
コードETD
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って行った。

「おのれ人間共・・・!!女王様が・・・黙っておらんぞー!!!」

ニチヤは最後にそう言い、球体は小さくなり、巨大な猫の姿の魔水晶(ラクリマ)へとなった。

「エクシードを魔水晶(ラクリマ)になっちまった・・・。」

「あわわ・・・。」

「ほ・・・本当にやちいまった・・・。」

「だ・・・大丈夫なのか・・・?」

兵士達はエクシード達を魔水晶(ラクリマ)に変えた事に不安を持った。

「この世に神など居ない。」

そう言ったのはエドラス王であった。

「我ら人間のみが有限の魔力の中で苦しみ、エクシード共は無限の魔力を謳歌している。
 なぜ・・・こんなにも近くにある“無限”を我々は手にできないにか。
 支配された時代は終わりを告げた。全ては人類未来の為、豊かな魔法社会を構築する為。
 我が兵士達よ!!!共に立ち上がるのだ!!!
 コード『ETD(エクシード・トータル・デストラクション)』天使全滅作戦を発動する!!!」

「「「「「「「「オオオオオオオオオオオオ!!!!!!!!!!」」」」」」」」

エドラス王の言葉に兵士達は活気を上げた。

「こりゃあスッゲェ事になったな。」

「んーーーーー。是非もなしってトコかなァ?」

「軍備強化はこの為だったのか・・・。」

魔戦部隊隊長達はそれぞれ思った事を言っていた。

「エクシードの魔力を奪えば我が国は永遠の魔力を手にできる。」

「陛下!!女王様の攻撃がきますよ!!エクスタリアの軍事力はとてつもないんですよーっ!!!」

エドラス王の言葉にココはエクシード達の軍事力を怖がっていた。

「この時の為に滅竜魔導士(ドラゴンスレイヤー)を捕えてあるのだ。
 1人捕まえる事ができんかったのは残念じゃが、神を()とすのは今しかない。
 急ぎ滅竜魔法を抽出せよ!!!バイロ!!!」

エドラス王はそう言っていた。






















一方、ルーシィ達は西塔に入り、地下へと向かって行った。

「何か大変な事になってきたね。」

「まさか人間とエクシードが戦争するなんて〜。」

「どうなっちゃうんだろ・・・。」

「私達には関係ない事よ。どっちもどっちだし・・・勝手にやっていればいいのよ。」

ルーシィ達はそんな話をしていた。だが次の瞬間・・・!!

ギュウン!ドカッ!!

「!!」

「きゃっ!!」

「うわっ!!」

「んぎゃ!!」

突如、後ろから1本の槍がルーシィ達を襲った。

「この先には行かせんぞ。」

後ろから、エドラスのエルザと兵士達がいた。

「もう来ちゃったの!
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