第二章 A's編
第二十六話 『とある出会い』
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はやてがまた嬉しそうに話を弾ませている所で二人は思念通話で話し合いをしていた。
《シャマル、そのシホという少女にはよもやお前の正体は気づかれていないだろうな?》
《え、ええ…管理局の関係者の線は薄いと思いたいけど、でも…なぜかたまに緊張しちゃう事があるのよ》
《お前が緊張するという事はやはり関係者の線が近いかもしれないということか…》
《信じたくないけど…あれほどの魔力の持ち主が無関係なんてやっぱり思えないわ》
《これは“アイツ”にも協力を仰ぐかもしれないかも知れんな》
《そうね…。あまり負担をかけさせたくはないけれど…》
「二人とも!」
「「は、はい!?」」
そこではやての一喝により二人は思念通話を咄嗟にやめて姿勢を正した。
「急にとはいかんけど私の話、あまり聞いとらんかったやろ?」
「い、いえ…そのような事は」
「はい…」
「ほうか…? ま、ええよ。それでな、今度すずかちゃんがなー、年末で忙しいそうだけどもし時間が取れたらシホちゃんを家に連れてきてくれるいうんよ」
「そうなのですか。それは主も嬉しいでしょう」
「うん。すずかちゃんもだけど、シホちゃんがもし来れたらめいいっぱい歓迎せなな」
「そうですね(とりあえず帰ったら相談だな)」
「はい、はやてちゃん♪(そうね…)」
表面上はいつも通りを通し二人は小声でそう決めた。
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