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IS《インフィニット・ストラトス》〜星を見ぬ者〜
第十七話『代表決定戦 ストライクVsブルーティアーズ』
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ポッドに搭載されたバルカン砲をセシリアに放つ。ビームライフルとは違い、連射性に優れたバルカン砲は弾幕を作り、逆に攻撃の手を止められてしまった。


「このぉ! チマチマと!」


無理やりスターライトMk―Vを構え攻撃を加えようとするが、コンボウェポンポッドに搭載されたもう一つの武装、ガンランチャーとバルカン砲を放つ。誘導に優れたガンランチャーはセシリアを追尾し、弾幕を作るバルカン砲でビットを狙う。

セシリアはガンランチャーを受けながらも、ビットの操作をしバルカン砲を避ける。スウェンはビットの動きを見て、アグニを構え


「ここだ!」


アグニから放たれた高圧縮のビームは、一瞬だけ動きが重なったビットを3機纏めて破壊した。


「ブルー・ティアーズの動きを読んで!? くっ!」


ビームを辛くもかわし、装着している残り2基のミサイルビットをスウェンに向けようとするが、既にスウェンは接近し、手にしたアーマーシュナイダーを振りかぶる。


「インターセプター!」


近接ブレードを呼び出し、刃を支えることでアーマーシュナイダーを受け止めた。


「近接武装は一応ある……か」


その時、スウェンの頭上に一つの小さい影。


「残りのか……!」


レーザーが放たれる前にスウェンはランチャーから即座にソードに換装し、パンツァーアイゼン本体のキャニスターでレーザーを防ぐ。


「また装備を!」


またもやストライクの装備が変わる事に驚くセシリアの尻目に、スウェンはマイダスメッサーを投擲。見事最後のレーザービットを撃破した。そしてマウントされたシュベルトゲーベルに手をかけ


「断ち切る……!」


抜刀。そのまま振り下ろし、セシリアはシュベルトゲーベルの一撃を受けた。

それと同時にブザーが鳴り、試合終了を知らせる。





/※/




「凄いな! スウェンのIS!」


ピットに着くや否や、一夏が興奮気味にスウェンに言う。


「少し落ち着かんか、馬鹿者」

「いでっ!!」


千冬から振り下ろされた鉄拳は、一夏の頭に振り下ろされ鈍い音が鳴る。


「瞬時に武装を切り替え、防御、そしてそこから攻撃に機転するとはな。だがいかんせん対応に困っていたようだな」

「はい、BT兵器というものが理解できていなかった俺のミスです」

「そうか……だが、織斑もカルバヤンもよくやった。今日はも休め」

「ああ」

「了解」


そうして、一夏、スウェン、セシリアによるクラス代表決定戦はスウェンの勝利となった。

のだが……




/※/




「一組のクラス代表は織斑
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