第十七話『代表決定戦 ストライクVsブルーティアーズ』
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は既に次の模擬戦の準備を終えている。お前も早くISを展開しろ』
「了解」
スウェンは目を閉じ、ストライクを展開しエールストライカーを装備する。
「全身装甲か……」
「うお! スウェンのISカッコいいな!」
「そうか?」
「ああ! アニメとかに出てきそうな見た目でさ!」
『無駄話はいい、さっさと出ろ』
「……了解」
千冬に促され、スウェンはカタパルトまで歩き足を固定する。
『織斑、しっかり見ておけ。カルバヤンの戦い方を』
「え? お、おう……勝てよ、スウェン」
「解っている。スウェン・カル・バヤン、エールストライク、出る」
カタパルトによりアリーナへと飛び出したスウェンはセシリアと対峙した。
「来ましたわね……」
「オルコット、織斑との戦いはどうだった?」
突然の問いに、セシリアは一瞬迷ったが。
「正直……考えさせられる事が多かったですわ」
「そうか」
『それでは始めてください』
開始のアナウンスと共に、セシリアは動き出す。
「喰らいなさい!」
青きレーザーはスウェンに向かうが、それをかわしビームライフルで応戦する。
「くっ!」
スウェンからの攻撃はブルー・ティアーズの非固定ユニットに直撃したが、セシリアの攻撃は一向に当たらない。
「ブルー・ティアーズ!」
その時、セシリアの声とともに非固定ユニットから四つの小型兵器が射出され、スウェンの周りを縦横無尽に飛翔する。
「“BT兵器”か……」
「これならどうです!」
セシリアの一声にビットの攻撃が激しさを増す。レーザーを回避し反撃の機会を見計らいビームライフルをセシリアに向けるが、一機のビットのレーザーによりビームライフルの銃身を貫通。破壊されてしまった。
軽く「ちっ」とスウェンは舌を打ち、エールストライカーのビームサーベルを抜刀しようとするがビットのレーザー攻撃により中々思うようにいかない。
「少しは堪えるでしょう?」
「ああ、そうだな……ッ!!」
エールストライカーの右側のスラスターにレーザーが被弾し空中で何とか体勢を立て直す。
(この手の特殊武装はどうも苦手だな……仕方ない……同じ土俵で戦うとしよう)
スウェンがそう言い放つと、地面に急降下する。そして、瞬時にエールストライカーを量子化させ別のストライカーに換装する。強大な砲台の装備されたストライカー、ランチャーへと。
「背部の装備を変えた!?」
「機動力はエールほど無いが、このランチャーならば射程は問題ない」
右肩のコンボウェポン
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