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紫天の主は管理局の少将
たぬきがやって来た
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っ、うちは八神はやてって言います。この度は機動六課土は設立書類をお持ちしました」

「ああ、言ってた奴か。書類は?」

「こちらです」

渡された書類に不備は無い。総部隊長、及びロングアーチの指揮官が八神はやて。スターズ分隊隊長高町なのは。スターズ分隊副隊長ヴィータ。ライトニング分隊隊長フェイト・T・ハラオウン。ライトニング分隊副隊長シグナム。ランクは全員オーバーSか。

「これだけの人員を使うなら能力限定のリミッターがいるが、良いのか?」

「それでお願いします」

「たっく、面倒ばかりふやしやがって…………」

「すいません。でも、必要な事なんです」

「こっちから言える事は一つだ。俺の仕事を増やす…………無理だな。よし、やっぱり却下だ」

「ちょっ、待ってくださいっ!! 後見人にリンディ・ハラオウン、クロノ・ハラオウン、カリム・グラシアだっているでしょ!!」

「知らん。どれだけの量の仕事が増えると思ってんだ…………しかも、エース・オブ・エースまで投入するんだぞ。代わりの戦技教導菅の手配もしなきゃならんし…………」

手を動かしながら次々とデータを処理して、各部へと送信する。

「しかし!! 後手後手に回って被害が増えてるんやでっ!!!!」

「あの火災か…………あれはレリックが関わってるな。首謀者は次元犯罪者のジェイル・スカリエッティだな」

「なんで知っとんねんっ!!」

「それは解析したからな。俺の仕事でも有るからな。まだどこにもデータを流していないが」

「それなら、ジェイル・スカリエッティの調査及び逮捕をうちが作る機動六課でさせてくださいっ!!」

「出来るのか?」

「やって見せます!!」

「俺の貴重な時間を潰す対価は?」

「そやな…………賄賂は無理やから…………」

しかし、見たことがある顔だ。ああっ、ディアーチェのオリジナルか。待てよ、シュテルもレヴィも戦いたいとか言ってたな。アイツ等はランク持ってないし…………問題無いか。

「うっ、うちの身体で…………」

「それでいいや。身体で払え」

「え? 冗談やったんやけど…………」

「お前だけじゃない。フェイト・T・ハラオウン、高町なのはも一緒だ」

「それは絶対にお断りします!!」

「何を想像してるかわかるが、俺の条件は俺が用意する者とお前達の全力の戦闘だ」

ニヤニヤしながら、はやてを見る。

「わざとかっ!! 絶対わざとやろっ!!」

「ああ、わざとだ」

「くっ…………まあ、その条件やったらええ」

「まだあるぞ。一つ目は機動六課の監視としてこちらから監視員を送る。これは保有出来る魔導師ランクの総計規模から除外しておく。後は、俺の仕事を手伝え」

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