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てめーも同罪だ
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第十七話 てめーも同罪だ
世界の心理について考えながら歩いていると、喫茶翠屋についた。
翠屋の扉を、代表してなのはが開く。
「いらっしょいませ!喫茶翠屋へようこ・・・そ?」
そう言って僕たちを出迎えてくれたのは、黒い髪を三つ編みにしたメガネをかけている女性だった。
「たばいまなの、お姉ちゃん!」
そう言ってなのはは女性に抱きつく。
「おお、お帰り、なのは。後ろにいる人たちは?」
「早速出来たお友達なの!」
「そっか〜。やったね、なのは。うちにきたってことはケーキを食べに来たんだよね?黒い髪の女の子なんか、ケーキを入れる袋持ってきてるみたいだし」
・・・女の子?
「なのはのお姉さん!僕は」
「あれ、ボクっ娘?可愛い〜」
!?
「ち、ちがっ・・・僕は・・・僕は・・・!」
「うん、ちょっと落ち着こう。私がいうから」
僕は美愛になだめられ、少し落ち着きを取り戻す。
「えっと、なのはのお姉さんですよね?私は浅賀美愛って言います。こっちでしょんぼりしてるのは、私の双子の兄!の、陽龍です。よろしくお願いします」
「うん、よろしくね〜・・・って、兄?」
「はい。兄です。男です。manです」
「え、えええええぇぇぇぇぇぇえぇぇええぇぇ!?」
「美由希ー、うるさいぞー」
「え?あ、ゴメン恭ちゃん!」
美由希さんは奥から聞こえた声の人に少し大きな声を出して謝る。
そして美由希さんは僕の方を向き直る。
「えっと、陽龍・・・くん?なんか、その・・・ごめんね?」
「・・・もーいーです。諦めました。母さんや美愛のせいで」
あの二人は事あるごとに女装させようとするからな・・・
「ひゅーひゅー♪」
美愛、てめーはあとでオハナシだよ。
「いやああああぁぁぁぁぁぁあ」
「どんまいなの、美愛ちゃん」
ついでになのは、てめーも同罪だ。
「いやああああぁぁぁぁぁぁあ」
「ってゆうかみんな、いつまでも入口に立ってると通行の邪魔じゃない?」
アリサのもっともな発言により、僕たちは席に座ることになった。
・・・一人称、僕じゃなくて俺に変えようかな・・・?
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