暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは〜過去を捨て今を生きる者〜
原作前に小学校に入ろう
てめーも同罪だ

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話
第十七話 てめーも同罪だ



世界の心理について考えながら歩いていると、喫茶翠屋についた。

翠屋の扉を、代表してなのはが開く。

「いらっしょいませ!喫茶翠屋へようこ・・・そ?」

そう言って僕たちを出迎えてくれたのは、黒い髪を三つ編みにしたメガネをかけている女性だった。

「たばいまなの、お姉ちゃん!」

そう言ってなのはは女性に抱きつく。

「おお、お帰り、なのは。後ろにいる人たちは?」

「早速出来たお友達なの!」

「そっか〜。やったね、なのは。うちにきたってことはケーキを食べに来たんだよね?黒い髪の女の子なんか、ケーキを入れる袋持ってきてるみたいだし」

・・・女の子?

「なのはのお姉さん!僕は」

「あれ、ボクっ娘?可愛い〜」

!?

「ち、ちがっ・・・僕は・・・僕は・・・!」

「うん、ちょっと落ち着こう。私がいうから」

僕は美愛になだめられ、少し落ち着きを取り戻す。

「えっと、なのはのお姉さんですよね?私は浅賀美愛って言います。こっちでしょんぼりしてるのは、私の双子の兄!の、陽龍です。よろしくお願いします」

「うん、よろしくね〜・・・って、兄?」

「はい。兄です。男です。manです」

「え、えええええぇぇぇぇぇぇえぇぇええぇぇ!?」

「美由希ー、うるさいぞー」

「え?あ、ゴメン恭ちゃん!」

美由希さんは奥から聞こえた声の人に少し大きな声を出して謝る。

そして美由希さんは僕の方を向き直る。

「えっと、陽龍・・・くん?なんか、その・・・ごめんね?」

「・・・もーいーです。諦めました。母さんや美愛のせいで」

あの二人は事あるごとに女装させようとするからな・・・

「ひゅーひゅー♪」

美愛、てめーはあとでオハナシだよ。

「いやああああぁぁぁぁぁぁあ」

「どんまいなの、美愛ちゃん」

ついでになのは、てめーも同罪だ。

「いやああああぁぁぁぁぁぁあ」

「ってゆうかみんな、いつまでも入口に立ってると通行の邪魔じゃない?」

アリサのもっともな発言により、僕たちは席に座ることになった。

・・・一人称、僕じゃなくて俺に変えようかな・・・?

[8]前話 前書き [1]後書き [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ