スーパーロボット大戦OGs
0113話
[3/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
そう返事した後ヴァイサーガも敵の掃討へと参加する。その手に持った五大剣でアインストを斬り裂き、その数を減らしていく。
10分後、全てのアインストを倒す事に成功した為、ギャンランドとワンダーランドへと戻る。
「よし。これ以上奴等に構っている時間はない。クロガネやヒリュウ改もドルムへ向かっているからな。下手にここで時間を掛けると、奴等より遅れて到着なんて事になりかねん。ギャンランド、ワンダーランド共に全速でドルムへ向かえ」
「了解」
ギャンランドとワンダーランドが出せる限りの速度を維持しつつ、ドルムへと向かう。幸いそれ以降はアインストに攻撃される事もなく順調に進む事が出来た。
それでもいつアインストが転移してくるか分からなかった為に、俺やエキドナ以外のパイロットは自分の機体のコックピットでいつでも出撃が可能な状態。いわゆる第1種戦闘配置のままだ。
そんな息を呑むような緊張の時間も、量産型Wの報告により一息入れる事が出来た。
「隊長、宇宙要塞ドルムを確認しました」
そんな報告を聞き、モニタへと視線を向けるとそこにはまさに要塞をそのまま宇宙に持ってきました、といった感じのものが存在していた。
一見すると、城型の城塞のようにも見えるそれは中世やファンタジー世界でなら納得出来なくもないのだが、城が宇宙に浮かんでいるのを見るともの凄い違和感がある。
そしてドルムの周辺にはアインストやインスペクターの使っている機体の部品が漂っていた。恐らく原作通りにアインストからの転移攻撃を受けているのだろう。もっとも現在周辺にアインストの姿が見えないという事は、襲撃が一段落しているのだろうが。
「デブリが凄い事になってるな。……あれがインスペクターの宇宙要塞ドルム、か。先方に通信を送れ。敵とみなされて攻撃されるのは遠慮したいからな」
「了解」
通信担当の量産型Wがドルムへと通信を送る。幸いすぐに通信は繋がったのだが、当然と言えば当然な事にドルム側で通信に出たのは白と赤のヘルメットを被ったバイオロイドだった。
同じように顔を一切出さないヘルメットを被っている量産型Wとバイオロイドが通信でやりとりしているのは非常にシュールな光景だ。
そんな事を考えている間に通信が終了し、ギャンランドとワンダーランドは城で言えば城門と見られる場所から中へと入っていく。
「ここがドルムの内部か」
着艦が無事完了し、ドルムへと足を踏み入れる。
周囲にはバイオロイドと量産型Wの姿が大量に見られ、それぞれが自分の仕事をこなしていた。
「アクセル!」
エキドナを引き連れヴィンデル達に合流しようとした俺だったが、幸いにもあちらから来てくれたようだ。こちらへと足早で歩いてくるレモンと、それを苦笑して見
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ