『必殺仕……もとい、料理人』
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「いんや、んな事気にすんな。俺が言い出しっぺなんだしな……それに、女の子には笑顔が一番さ〜」
「えっ!?///」
カカカッ と軽く笑い、足を進める
◆
「……深羅に惚れるなら、敵は大勢だよ……?」
私は島田さんにふざけ半分で言ってみる
「ウ、ウチは吉っ!?」
あ、墓穴を自ら掘った……へぇ、まさか吉井君に惚の字とはねぇ。瑞希、ライバル登場だよ
「い、今のは言葉のアヤで!?」
「クスッ。大丈夫、誰にも言わないよ……こう見えても口は堅い方だからね」
「うぅ〜っ///」
これぞ青春って感じだね。私も負けていられないな……本当に敵が多いケド
◆
場所はとうとう、屋上へ
「さて、どんなざまか……予想通り、だな」
ドアを開け、最初に目にしたのは――転がる三体の死体だった
「な、何が起こったの!?」
「どうせ、満腹で寝てるんだろう。起こすか」
テキトーな言い分で誤魔化す……知らない方が良い幸せってのがあるからな
懐からコッソリとスタンガンを取り出し、死体に向かっていく
「おい、そろそろ昼終わるぞっ!」
先ずは明久の腹部にスタンガンを電源を入れて突きつける
「アガガガガッ!?」
次は康太っと!
「ンググググッ!?」
最後に雄二!
「ンギャアアア゛ア゛!?」
よし、蘇生終了
「ッハ!? 僕は一体?」
「……記憶に無い」
「何があったんだ……?」
どうやらショックで倒れていた事を覚えていないらしい……コッチとしては好都合だ
「おい、授業始まるから行くぞ」
こうして3人の犠牲を払い、昼食を終えた
放課後に襲ってきたのは誤算だったがな……
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