暁 〜小説投稿サイト〜
バカとテストと召喚獣〜規格外の観察処分者〜
『必殺仕……もとい、料理人』
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「いんや、んな事気にすんな。俺が言い出しっぺなんだしな……それに、女の子には笑顔が一番さ〜」

「えっ!?///」

カカカッ と軽く笑い、足を進める



「……深羅に惚れるなら、敵は大勢だよ……?」

私は島田さんにふざけ半分で言ってみる

「ウ、ウチは吉っ!?」

あ、墓穴を自ら掘った……へぇ、まさか吉井君に惚の字とはねぇ。瑞希、ライバル登場だよ

「い、今のは言葉のアヤで!?」

「クスッ。大丈夫、誰にも言わないよ……こう見えても口は堅い方だからね」

「うぅ〜っ///」

これぞ青春って感じだね。私も負けていられないな……本当に敵が多いケド



場所はとうとう、屋上へ

「さて、どんなざまか……予想通り、だな」

ドアを開け、最初に目にしたのは――転がる三体の死体だった

「な、何が起こったの!?」

「どうせ、満腹で寝てるんだろう。起こすか」

テキトーな言い分で誤魔化す……知らない方が良い幸せってのがあるからな
懐からコッソリとスタンガンを取り出し、死体に向かっていく

「おい、そろそろ昼終わるぞっ!」

先ずは明久の腹部にスタンガンを電源を入れて突きつける

「アガガガガッ!?」

次は康太っと!

「ンググググッ!?」

最後に雄二!

「ンギャアアア゛ア゛!?」

よし、蘇生終了

「ッハ!? 僕は一体?」

「……記憶に無い」

「何があったんだ……?」

どうやらショックで倒れていた事を覚えていないらしい……コッチとしては好都合だ

「おい、授業始まるから行くぞ」

こうして3人の犠牲を払い、昼食を終えた

放課後に襲ってきたのは誤算だったがな……
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