第一章 無印編
第二十四話 『外伝5 各々の日常・シホの魔術考察』
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た話が終わったのか私達は会議を終わらせてユーノはまたなのは達の所に転移で送ってもらった。
そして私はこの会議であらためてシホの実力のすごさを認識させられたのでいても立ってもいられなかったのでクロノに特訓を頼み込んだ。
そして特訓が終了したら部屋に戻ってエイミィにあの別れ際に録音してもらったシホのローレライを聴くんだ…。
◆◇―――――――――◇◆
Side シホ・E・シュバインオーグ
今日はフィアとの修行から帰ってくるとどうやらユーノは現在アースラに行っているらしい。
それらしい書置きが置いてあり、フィアはそれを見て、
「もしかして私も実は呼ばれていたんですかね…?」
「さぁ…どうかしら? まぁ、別にもう過ぎてしまったことだし気にすることじゃないでしょ。
それよりこれから桃子お母さんに頼まれたお買い物にいくんだけどフィアも一緒にいく?」
「あ…本音をいえば私もお供したいんですけど、ちょっとやりたいことがありまして…」
「そっか。それじゃちょっと行ってくるわね」
「はい、お姉様」
フィアと別れた後、私はスーパーに買い物に向かった。
相変わらず品揃えがよくて、料理のしがいがありそうなものばかりだ。
それに最近では私もよく足を運ぶので他に買い物に来ている人とかとの会話も楽しめるので実に楽しい。
するとふと目先に私のメール友達の車椅子の少女、はやてが店内にいるのを見かけた。
よく見ると棚の上にある食材を取ろうとしているようだけど取れない様子。
だから後ろからそれを取ってあげた。
「…あ、おおきに。って、シホちゃん!?」
「久しぶりね、はやて」
「ほんまやな! シホちゃんもここの常連なんか?」
「ええ。ここのスーパーはいつも新鮮なものばかりだから。それより一人でこんなところまで大丈夫…?」
「大丈夫や。私もいつもここに買い物にきてるんよ。それに私の家族も今は違うコーナーにいるから安心や」
「メールで言っていた例の海外からの親戚…?」
「そ、そうなんよ。あはは…」
なんだろう? 妙に声が乾いているようだけど。
と、そこにその家族らしき人物が「はやてちゃーん」と言いながら駆け寄ってきた。
その人物は一見して日系の人ではなく、金髪のショートボブが似合っている見るからにほんわかな印象を抱かせる綺麗な女性だった。
「あ、シャマル。どないしたん?」
「いえ、どこかに行ってしまったかと思って心配になっちゃいまして…あれ? ところでそちらの子は?」
「あぁ…いつも私のメール友達の話をしているやろ? この子がそうなんや」
「あ、そうだったんですか。私の名前はシャマルです」
「シホ・E・シュバインオーグです」
お互い自己紹介をしてシャマルさんと握手をした。
だが、その時な
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