狩りに行こうぜ!A
[4/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
に入ると戦いにならんから」
アオアシラはリョウコウが攻撃を加えると踏ん張りが足りないのか吹き飛び、スタンしてしまう。そこからおきるのは狩りではなく、ただの一方的な虐め(ワンサイドゲーム)である
せっかく皆で協力するゲームなのに
「わぁったよ。今回は大人しくしてる」
「じゃあ、久しぶりのモンハンを楽しもうか!」
リョウコウは渋々頷くとリクヤが双大剣を構え、叫んだ
リクヤもリクヤでモンハンの常識を打ち破る大剣二本装備ではあるのだが
装備でまともなのはリンの双剣くらいだろう
サチは槍なのに盾を持ってないし
「行くぞ!」
リクヤはこちらに向かって再び走ってくるアオアシラに対抗するかのようにアオアシラに向かって一直線に走りだした
「一人で先行して……バカか?」
「そんなこと言わないで早く私たちも行こ?」
「……そうだな」
上がるテンションをそのままに一人で突っ込んで行ってしまったリクヤに辛辣な言葉を投げ掛けるリン。もちろん聞こえているわけがない
その辛辣な言葉を投げ掛けられたリクヤはというと……
「うぉぉぉ! 乱舞だぁぁぁ!」
絶好調だった
ただ、惜しむらくはさっきも言ったように彼の得物が双大剣であるといったところか
「ぐおっ……」
「だから言ったのに……」
アオアシラの真正面から乱舞をしていたリクヤはアオアシラの腕の横振りに吹き飛ばされ、地面を転がった
「えい!」
すかさずサチの突きがアオアシラの腹の柔らかい部分に突き刺さる
しかし、アオアシラはそれを無視。先程、リクヤを吹き飛ばしたのとは別の手をサチに向けて凪ぎ払った
もちろん、そのままサチがリクヤのように愉快に飛んでいくことを夫(リョウコウ)が許すわけがない
「ったく、危ねぇな……」
「あ、ありがとう……」
「はぁ……おい、リン」
ちょっと真剣な顔になったリョウコウがリンに向き直る
「だいたい想像はつくがなんだ?」
「アオアシラは俺にやらせろ」
「……わかった。ただまあ、ほどほどにな」
「善処する」
絶対にわかっていない声でリョウコウが答えるとリンはやれやれとかぶりを振った
リョウコウが一振り冷裂を振ればアオアシラはスタンし、もう一度振れば手甲が壊れ(部位破壊)、三度振れば地面に転がった
以下単調なワンサイドゲームなため割愛
「ほらな……やっぱりゲームにならないだろ」
「うるせぇ」
「俺が気絶してる間に……」
出番の無かったリンと無双したリョウコウ、アオアシラの一撃にKOされたリクヤ、リョウコウの心に火をつけた(やる気スイッチ。パンドラの箱でもよし)サチの四人は今、アオアシラの剥ぎ取り
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ