アイテム戦
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力者は今のところ私だけ。
だからと言って特別扱いと言うわけでは無い。
「それではまた。」
私は電話を切った。
「第三級警報を第7学区に委員長権限で発動する。内海白、神野紫苑、大川疾を本部に呼ばないと。」
私は空間移動を使って本部に向かった。
第2学区、風紀委員会本部
「至急、内海白、神野紫苑、大川疾を本部に呼んでください。第三級警報を第7学区に宣言します。」
私は現在本部に残っている風紀委員に指示をだし、三人の呼び出しと第三級警報の発動。
今夜の内に全てを片付ける。
私はそう考えた。
「集まって貰ったのにはちゃんと理由がありますよ。」
集まった三人にしっかりと説明をした。
「それでチームとしての任務は今日が初。だから三人には此処に行って欲しいの。」
私が指を指したのは製薬会社の研究所。
「敵対する暗部は此処とSプロセッサ社脳神経応用分析所。私は後者にいくから、三人は前者をお願い。」
「了解です。ちなみに敵対する人は逮捕して良いのですよね?」
「勿論です。これも治安維持のため、お願いします。」
私が頭を下げると三人は「はい。」と返事をした。
午後10時
『任務開始。』
私の合図と共に任務が開始された。
「すみません。量産型能力者計画の計画発案者の木原雫です。本日は欠陥電気に不具合があると聞いてやって来ました。案内をお願いします。」
私は施設の関係者に嘘をついた。
「そんなの聞いてないけど。ちょっと待っていてくれる?」
騙されないだろうね。
「分かりました。私は待つのが嫌いなので帰らせていただきます。」
待つのが嫌い。
これも嘘だ。
「案内するからついてきなさい。」
私は案内されるままに着いていった。
途中でエレベーターに乗った。
「此処をまっすぐいくと調整室がある。」
「分かりました。それではお休みなさい。」
私は案内してくれた人を空気銃で気絶させた。
それから調整室に向かって走った。
「パスワードは確か。」
パスワードを打ち込み中に入ると見覚えのある人がいた。
「布束先輩。」
そう。
私の先輩で学習装置の開発者である彼女が此処にいた。
「どうやら超年貢の収めどきみたいですね。」
口癖がある少女は暗部の構成員の一人である絹旗最愛。
能力は窒素装甲。
「それはどっちかな?」
「超なにを言っているんですか?あなたに決まっているでしょう。」
私は布束さんに向かって、
「通報ありがとうございます。暗部
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