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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第三次完結篇第二幕 ロゼ、その愛
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に」
「それに?」
「調べたいこともあります」
目に鋭い光が宿った。
「ですから余計に」
「そうですか。それじゃあここは」
「では皆さん」
ロンド=ベルの面々に対して告げるのだった。
「名残惜しいですがこれで」
「おいシュウ」
そのシュウにマサキが声をかけてきた。
「また出て来るつもりだな」
「時が来れば」
ここではこう言うだけのシュウだった。
「その時は」
「そうか、わかった」
マサキもそれを聞いて静かに頷いた。
「じゃあまたな」
「ではマサキ、貴方もお元気で」
最後は彼に別れを告げてであった。シュウはまた姿を消した。
マーグはすぐに回復した。それからすぐにロゼと共にロンド=ベルに加わった。そのうえでタケルと三人で話すのだった。
「我々はだ」
「これからロンド=ベルの中で」
「長かったよ」
こう兄に微笑んで言うタケルだった。
「けれどもう本当にね」
「そうだ、離れることはない」
「司令はそれだけ弟さんのことを」
「この世でたった二人だけの兄弟だ」
だからだとロゼに話すのだった。
「だからこそだ」
「そうですか」
それを聞いてだった。ロゼは深刻な顔になった。マーグはその彼女に問うた。
「どうした、ロゼ」
「いえ、私も」
その顔で答えるのだった。
「妹がいまして」
「えっ、そうだったの!?」
「ロゼさんに妹さんがいたの」
「そうだったんだ」
ここで皆出て来た。そのうえで驚いていた。
「へえ、しっかりしてるって思ったら」
「お姉さんだったのね」
「私と同じなのね」
ルナマリアが笑顔で言ってきた。
「ロゼさんって」
「ホークさんですか?」
「ルナマリアでいいわ」
ここでは気さくに返す彼女だった。
「それでね、ロゼさん」
「はい、ルナマリアさん」
「同じお姉ちゃん同士仲良くやろうね」
「は、はい」
少しおどおどしながら応えるロゼだった。
「こちらこそ。宜しく」
「何かロゼさんって」
「かなりっていうか」
「おしとやかな人?」
皆ここで気付いたのだった。彼女のその性格にだ。
「気が強いって思ってたのに」
「実は」
「女性はしとやかであるのに限る」
ナタルが皆に言ってきた。
「私もだ。実際に」
「そうそう、ナタルさんって言葉は厳しいけれど」
「乙女だし」
「下着なんて花柄とかフリルばっかりだし」
「アクセサリーとかお部屋の内装もね」
そうしたことも話されていく。
「男性の趣味も王子様とか特撮ヒーロー系だし」
「乙女チックなのよね」
「お料理もお裁縫も得意だしな」
「お、大人をからかうものじゃない」
ナタルは周りの言葉にその顔を赤くさせていた。
「だからだ。おしとやかなのがだな」
「こういう人もいますから」
「宜しく御願い
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