第七十八話 図書館
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「そうよ。殆ど外には出ずにここで本を読んでいるわ」
その事を聞いた闇慈は顎を抱え少し考えた後に・・・
「パチュリー様でしたね?少々お待ち下さい」
「え、ええ・・・」
闇慈は何を決心したのか咲夜の元に急いで戻り、本の整理が終了した事を報告した後、訳を話して咲夜の許可を得て厨房で何かを作り始めた。
ーーー三十分後ーーー
「お待たせしました。どうぞ」
闇慈が持ってきたのは紅茶と数十個の一口サイズのプチ・ショコラだった。
「紅茶は分かるのだけど・・・このお菓子も貴方が?」
「はい。咲夜さんにも試食してもらったので味は大丈夫です。召し上がって下さい」
「そう・・・なら頂くわ」
闇慈の笑顔に唆されたのかパチュリーは一つのプチ・ショコラを口にした。そして感想は・・・
「美味しい・・・甘すぎないで私に好みの味だわ」
「紅茶を好んでいると咲夜さんに聞いたので甘さを控え、紅茶と合うようにしてみました。お気に召したようなので良かったです。では僕は仕事に戻りますね」
「あ・・・待って!!また・・・作って貰えるかしら?」
パチュリーが闇慈に促すと闇慈は笑顔で答えた。
「勿論です」
そう言うと闇慈は図書館を後にし、次の仕事に取り掛かった。
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