第百八十四話 バルマー侵攻
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を顰めさせていた。見れば確かに負けている。
「何だよ本当にこいつ」
「やっぱり無理か」
「勝つのかなり運だぜ本当に」
こうジュドーにも言うのだった。
「無茶苦茶だろ、マジでよ」
「そうですよね」
ニコルも言ってきた。
「このキャラ本当に」
「じゃあ次は俺な」
ジュドーは自分から名乗ってきた。
「さて、勝てるかな」
「無理なんじゃないのか?」
こう言ってきたのはエイジである。
「っていうかこいつ絶対ゲームバランス無視した強さだろ」
「最初に会ってそれでクリアした奴いるのかな」
トールは首を捻っている。
「こんな馬鹿みたいに強いの」
「無理だと思うよ」
キラもこう言う始末だった。
「僕この会社のラスボスに中々勝てないから」
「キラでもなの」
ミリアリアもそれを聞いて項垂れる。
「無理なの、この会社のラスボスに普通に勝てるのは」
「御免、無理」
はっきりと言い切るキラだった。
「人間技じゃ勝てないから」
「ああ、あとあのナイトメアも」
サイは別のキャラを出してきた。
「無茶苦茶強かったよね」
「俺あれ全然勝てないよ」
カズイも暗い顔になっていた。
「どうやったら勝てるの?若い時のあいつも」
「わからないな」
アスランも首を捻るばかりだった。
「あのスライディングと手を振って空中からの必殺技が」
「おい、こいつ本当に何だよ!」
ジュドーも画面を見て怒鳴っていた。
「マジで勝てねえだろうがよ、強過ぎるぞ!」
「勝てないんですね」
「無理だ」
こうカントにも言う。
「こんなひでえ野郎にはよ」
「ニュータイプの反応でもですか」
「こいつはそれ以前だよ」
またカントに対して言った。
「オロチだか何だか知らないけれどよ」
「次の作品の三人組はまだずっとましだった」
ナッキィも言う。
「ただ。最後の最後はだ」
「また詐欺だったしね」
「全くな」
プルとプルツーもうんざりした顔になっている。
「私達も勝てないし」
「どうしたら勝てるんだ?あれは」
「駄目だ、こんな奴運でもないと勝てねえ」
ジュドーもお手上げだった。
「何だってんだよ」
「シンやる?」
ステラがシンに問うた。
「次は」
「俺もいい」
彼も断る始末だった。
「そいつの前の鏡の女には勝てるさ」
「それはいけるんだな」
「あいつも強いけれどね」
スティングとアウルが突っ込みを入れる。
「それでも普通の強さだからな」
「まだな」
「そうだよ。けれどこいつはよ」
「無茶苦茶な性能だからね」
斗牙も困った顔になっている。
「僕滅多に勝ったことないよ」
「勝てるだけでも上出来なんだよ、こいつはよ」
エイジは忌々しげに画面で勝ち誇るその敵を指差していた。
「何をどうやったらこんなに強
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