第百八十一話 傭兵
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そうだというのだ。
「あと昔の東京で大次郎とよく喧嘩していたな」
「他にレスラーでしたよね」
「そんなに青筋立てんでええやねん」
ついつい言う彼だった。
「さやかさん」
「そうそう、何かその言葉懐かしいわ」
実際に応えて言うさやかだった。
「もうね」
「俺なんか最近よ」
甲児もだった。
「角生えた光の巨人に愛着が出て来たぜ」
「メビウス以降よね」
「ああ、そうなんだよ」
こうさやかに返すのだった。
「何かよ。世界って不思議だよな」
「少なくとも世界は一つじゃない」
今言ったのはアムロだった。
「俺もそれはよくわかる」
「全くだ」
竜馬も彼のその言葉に頷く。
「何かとな」
そんな話をしているうちに時間が過ぎていく。そうして整備と補給を終えた彼等はいよいよ金星に降下し最後の戦いに挑むのであった。
第百八十一話完
2010・1・9
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