第百八十一話 傭兵
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スも」
二機のガンダムもだった。そして。
「俺もだ!」
「貴方もですか」
「そうだ、俺も行かせてもらう!」
シンのインパルスディスティニーが真っ先に来た。ミーティアに乗っている。
「やらせてもらう!」
「わかりました。それではです」
「いいんだな、それで」
「勿論です」
こう返すラクスだった。
「貴方のその心」
「ああ」
「戦いを終わらせる為にあえて戦うその心」
それを言うのだった。
「見せてもらいます」
「わかった、それじゃあな!」
「おいシン」
「早いんじゃないかい?」
少し遅れてアスランとキラも来た。
「幾ら何でもだ」
「急ぎ過ぎだよ」
「そうでもなければやられる!」
この辺りは激情家のシンらしかった。
「だからだ、俺はだ!」
「そうか。それならだ」
「僕も!」
二人もシンの言葉に引っ張られた。
「行かせてもらう!」
「これからの平和の為に!」
「食らえ!」
早速ミーティアのミサイルとドラグーンを放つシンだった。
「これでゲストとの戦いもだ!」
「そうです、終わらせましょう」
また言うラクスだった。
「そしてまた平和に近付けます」
「では我々も」
「はい」
ラクスは今度はダコスタの言葉に応えた。
「砲撃を」
「わかりました」
今応えたのはアイシャである。
「正面に」
「はい、そうです」
戦いはロンド=ベルが側面を衝いたことで一変した。さしものゲストも崩れてきた。
「まずいな」
「そうね」
セティがロフの言葉に応える。
「このままじゃ」
「全滅する」
その危険を感じ取っていた。
「どうするかだが」
「撤退するの?それとも」
「撤退だ」
彼が下した決断はこれであった。
「さもなければ全員ここで死ぬだけだ」
「そーーだな、そーーれじゃな」
ゼブも賛成した。これで決まりだった。
「総員撤退する」
「次は金星ね」
「そーーこだね」
こう言って彼等は残った軍を連れて撤退した。これで戦いは一旦終わった。
ロンド=ベルは基地に入った。激しい戦いだったが何とかであった。
そうしてであった。基地に入りまずは多くの物資を手に入れた。するとそれは。
「これはまた」
「そうですな」
ギャリソンが万丈の言葉に応えていた。
「地球の物資と殆ど同じだね」
「エネルギーも弾薬もそのまま使えます」
「全くだ」
そうなのだった。
「地球の軍事技術を使っているとは聞いていたけれど」
「まさかこれ程までだったとは」
「いや、意外だね」
万丈の顔は少し拍子抜けさえしていた。
「ここまでとはね」
「左様ですな。しかし」
「しかし?」
「これはかえっていいことです」
こう言うギャリソンだった。
「これはです」
「いいのかい」
「補給に苦労
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