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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百八十話 ゲストとインスペクター
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傾げさせてしまった。
「相変わらず妙なところで律儀な奴だ」
「軍人だーーからね」
「まあいい」
しかしメキボスはそれをいいとしたのだった。
「確かに御前の言う方が筋が通っている」
「わーーかってくれたね」
「まずはゼゼーナンにあたるか」
「いーーってらっしゃい」
いつもの調子で送るゼブだった。
「そーーの間に俺はこの連中と決着をつーーけるよ」
「ゼブ」
そのゼブにまた言うのだった。
「御前は戦いは嫌いだったんじゃないのか?」
「今でーーもそうさ」
それは変わらないというのである。
「けど、こーーーれは仕事」
「だからか」
「個人的感情はなしね。そーーじゃあメキぢゃんまたね」
「わかった。ではまたな」
こうしてメキボスは撤退して後には両軍だけが残った。そしてゼブはまた言うのであった。
「そーーーんじゃ予備戦力も全部出して」
彼の前に援軍が出て来た。
そしてそれと共に前線に出てそうして戦うのだった。
ロンド=ベルはここで戦術を変えたのであった。
「あの敵の指揮官のマシンは後回しだ!」
「他のマシンを!」
「戦艦には集中攻撃だ!」
「了解!」
こうして彼等はまずは敵を倒すのだった。ゼブ以外の敵から倒す。
そうして次第に数を減らしていきだった。やがて敵の中枢に進んだ。
「よし、いよいよだな」
「そうね」
「けれど。ゲストの指揮官機ってね」
「インスペクターもだけれど」
ここで彼等の顔が曇ってしまった。その顔で言うのだった。
「強いのよね」
「それがね。どうもね」
「厄介だから」
それを言うのである。見れば二種類のマシンがゼブのまわりにある。
「あの連中だけは」
「集中攻撃で倒さないと」
「ライグ=ゲイオスとゲイオス=グルードのことだーーーね」
彼等の話を聞いたゼブが言ってきた。
「それのことだーーね?」
「あっ、そういう名前だったのかよ」
「そのマシンって」
「そーーさ」
また言う彼であった。
「そーーれで俺のはオーグバリューっていーーうのさ」
「何か凄く強いけれど」
「そんな名前だったのかよ」
「まーーあどれも量産型じゃなーーいさ」
見ればどのマシンも一機ずつで三機の他のマシンを連れている。二種類合わせて三十機もいない。その程度しかいなかった。
「指揮官用だーーからね」
「それでか」
「あんなに強いの」
「そーーさ、それじゃあ行くーーーよ」
こうしてまた向かって来るゼブだった。無論他のマシンもである。
ロンド=ベルもそれを受ける。それを見てイーグルが言った。
「ここはです」
「どうするんだ?」
「あの強い奴等を先にかい?」
「いえ、全体攻撃です」
ジェオとザズにそれを出すというのだ。
「それでまずは周りのマシンを倒します」
「そうか。
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