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スーパーロボット大戦パーフェクト 第三次篇
第百七十三話 グラドス撤退
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ウムの強さは圧倒的である。
「それでも俺もな!」
「ああ、行こう!」
「バーニィ、私達も」
「ああ」
そしてクリスとバーニィもだった。
「行きましょう」
「そうだね、それじゃあ」
「覚悟しなさい!」
「俺も御前等は嫌いだからな!」
クリスのGP−02とバーニィのザクスリーもまた前線に出る。
そしてデンドロビウムの後ろで攻撃を浴びせるのだった。
「これで!」
「いける!」
「糞っ、セダンに先に入れば!」
「それで我等の勝利だというのに!」
「残念だがそれはできない」
グラドス軍に告げたのはクワトロだった。
「君達にはだ」
「何っ、何故だ!」
「何故そう言える!」
「君達が来るのはもうわかっていたことだ」
このことをまた言うのである。
「そしてだ」
「そして?」
「何だというのだ」
「前を見るのだ」
その彼等にまた告げるクワトロだった。
「君達の侵入ルートもわかっていた」
「何っ!?」
「ではまさか」
「そうだ。見るのだ」
そう言うとだった。前に機雷源が出て来たのだ。
「機雷源だと!?」
「くっ、まさかこんなものまで」
「用意していたというのか」
「敵の動きがわかっていればだ」
クワトロの言葉は続く。
「先に用意することもできるのだ」
「おのれ、地球人めが!」
「何処までも小細工を!」
「そして言っておく」
クワトロの言葉は冷徹なものだった。
「君達は自分達が思っている程優秀ではないのだ」
「ふざけたことを言うな!」
「我等がグラドス人だ!」
それこそが彼等の自信の根拠であるのだ。
「その我等がだ!」
「何故地球人なぞに劣るというのだ!」
「人に優劣なぞないのだよ」
クワトロはその彼等にさらに告げた。
「個人のそれぞれの個性はあるにしろだ」
「馬鹿な、地球人が我々に対して」
「変わらないというのか」
「劣っているとか思うならだ!」
今度はカミーユが彼等に告げた。
「何故御前達は敗れ続ける!」
「五月蝿い!」
「貴様等野蛮人のその蛮性に遅れを取っているだけだ!」
彼等が言うにはそうなのだ。
「それだけだ!」
「野蛮人共が!」
「野蛮か!」
カミーユはその言葉にさらに返した。
「俺達を野蛮というならだ!」
「何だ!」
「今度は何を言うつもりだ!」
「関係ない一般市民を狙う御前達こそ野蛮だ!」
カミーユはこのことを批判した。
「その御前達こそがだ!」
「何処までも我等を愚弄するか!」
「その減らず口で!」
「ああ、何度でも言ってやる!」
ハイメガランチャーを構えながらの言葉だった。
「御前達こそ!最も野蛮だ!」
「う、うわああっ!」
「き、来たぞ!」
そのハイメガランチャーを受けて吹き飛ばされる彼等だった。
そして
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