第百七十二話 忌み嫌われる者達
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意だ」
クワトロも言う。
「いいな」
「よし、来い!」
「叩き潰してやるわよ!」
ロンド=ベルの者達は一斉に彼等を挑発する声を出した。
「ここで潰してやる!」
「一機残らずね!」
「おのれ!」
「我々を愚弄するか!」
そしてそのプライド故に激昂する彼等だった。そうしてだった。
全軍で向かう。だがそれはあまりにも愚かだった。
すぐにロンド=ベルの反撃を受ける。その反撃でいきなりかなりの損害を出した。
「喰らえ!」
「ぐはっ!」
ギュネイはそのビームサーベルで接近してきた敵機の首を刎ねた。そのうえで返す刀でその首を唐竹割りにしたのだった。それでそのマシンは爆発した。
次にファンネルを出す。これも首を的確に狙っていた。
「弱点がわかってるからな。どうってことはないんだよ!」
「そうよ!そのコクピットを潰せば!」
クェスも同じ様に敵を倒している。
「どうってことないのよ!」
「逃がさねえからな!」
彼等はそのまま倒していく。そこには何の容赦もない。
ロンド=ベルの迎撃に遭いグラドス軍は進撃を止められた。そしてだった。
「右に!」
「どうした!」
「ゲストです!」
彼等が来たのだった。
「その彼等が来ました!」
「くっ、ここでか!」
「来たのか!」
「あーーーら、グラドス軍じゃなーーーーいの」
ゼブはその彼等を見て言った。
「それじゃーーーー、あいつ等からだな」
「そうね。グラドス軍は」
セティもいた。ゼブの言葉に応える。
「放っておいたらゲストにも攻撃してくるから」
「そうなったらあーーーれさ」
ゼブの言葉は相変わらず間延びしたものだった。
「関係なーーい人までーーーーあれさ」
「そうよ。だから」
セティの考えも決まっていた。
「まずはゲストよ」
「はい、それでは」
「まずはグラドスを」
本来はセダン攻略に来たのだがそれよりもまずグラドス攻撃に向かう彼等だった。グラドス軍は右からも派手な攻撃を受けたのだった。
「くっ、ロンド=ベルだけじゃないのか!」
「ゲストまでか!」
「まずいぞこれは!」
しかもであった。それで終わりではなかった。
今度は後ろであった。そこからは。
「今度はインスペクターです!」
「奴等まで!」
「今度はそちらか」
ル=カインはそれを聞いて思わず歯噛みした。
「しかも後ろからか」
「どうします?後ろからも」
「三方から来ましたけれど」
「戦う」
しかしだった。彼は退こうとはしなかった。
こう言って戦い続ける。だが。
「うわあっ!」
「た、助けてくれーーーーーーーっ!」
インスペクターからの攻撃を受けてだ。その攻撃で倒されるのだった。
「グラドス軍を先に叩く」
「ああ、それがいいな」
メキボスはヴィガジの横にいて彼の言
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