暁 〜小説投稿サイト〜
自由の灯り
第四話
[1/4]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「それにしても、この船大きいしすごいよね~」
「当たり前です!ボクの船ですから!」

ディアは改めて船を観察していると、ディアよりも伸長が低く、海賊帽子をかぶった少女に出会う。

「?君は誰?」
「ボクはチャット、この船、バンエルティア号の船長です」
「僕はディアだよ、よろしく」

ディアは自己紹介を終え、そのまま先に進もうとしたらチャットに捕まり、バンエルティア号の説明をされた。

「いいですか、この船はボクが船長です、だからこの中で一番偉いんです」
「は・・・・はぁ」
「あ・・・ボクが一番偉いって、アンジュさんに言わないでください」

ディアは頷くと、カノンノを連れて他の部屋を回った。
道中、スタンとルーティに出会い、ディアは挨拶をする。

「スタンとルーティ、こんにちわ」
「あ、ディア、ちょうどいいや、紹介したい人たちが居るんだ、待ってて」

スタンはそう言い残し、部屋に向かうと、青髪の男性と桃髪の少女、黄緑色の髪の女性を連れてきたて、ディアは三人に挨拶をする。

「僕はディア・ブライトです、よろしく」
「私はウッドロウ・ケルヴィン、よろしく」
「チェルシー・トーンです」
「私はフィリア・フィリスです」

挨拶を済ませたディアはスタンたちと別れ、次の階に向かう。
次の階に着いたディアは部屋を見つけ、ノックをした後、中に入り中では少年と少女が口喧嘩をしていた。

「俺はもう大人だ!」
「大人は自分のことを大人って言わないんです」
「えっと・・・どうしよう、カノンノ」
「大丈夫、カイウスとルビアはいつも喧嘩するけど本当はすっごく仲がいいんだよ」

カノンノの説明が終わると、カイウスとルビアと呼ばれた二人は、ディアとカノンノに気付き喧嘩をやめ、申し訳なさそうに挨拶をする。

「あ・・・こんなとこ見せて悪い、お前がディアか?俺はカイウス、カイウス・クオールズ、よろしく」
「ごめんなさい、カイウスとはいつもこうなの、あたしはルビア・ナトウィック」

謝る二人にディアは「気にしてないよ」と言い、自己紹介を済ませると、二人の部屋を出て、別の部屋に向かった。
次の部屋にたどり着いたディアは、ノックをしようとすると突然、ドアが開き、黄緑色の髪をした少女とぶつかってしまい尻餅をする。

「痛~い、あ、ごめんね君、大丈夫?」
「大丈夫です」

少女は安心したように胸を撫で下ろすと、思い出したようにハッとし、ディアとカノンノの腕を引っ張り部屋に入れる。

「よかった~ちょうどあなたを探してたんだよ」
「え?」
「新メンバーが挨拶に来るって聞いたから何人か集めてたんだ、私はファラ、よろしく!」

ファラの部屋に入ったディアとカノンノは他にもいたメンバーも含め、ディアは自己紹
[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ