暁 〜小説投稿サイト〜
自由の灯り
第四話
[3/4]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
て出会った場所に到着する。

「ここ、ディアと初めて出会った場所だね」
「そうだね、ガルーダ居るかな?」

ディアとカノンノはガルーダを探し、辺りを見回すが、ガルーダは見つからず、別の場所に移動しようと、考え始めた。

「う~ん、他のとこかな?」
「そうかもね・・・!!カノンノ、危ない!!」

ディアはカノンノを押し倒すと、カノンノの居たところに一体の鳥の魔物が突進してきた。

「危なかった~ガルーダは鳥の魔物なのか~」
「!!??///」

ディアは剣を鞘から抜きカノンノから離れると、顔を真っ赤にしたカノンノも腰に装備していた、両手剣を取り出す。

「くらえ!魔神剣!!」

ディアは剣をガルーダに向けて振り、衝撃波を放ち、ガルーダを襲おうとするが、ガルーダは大きく翼を広げ、羽ばたかせると、突風が衝撃波とぶつかり消滅する。

「嘘!魔神剣が!」
「虎牙破斬!」

カノンノは空中に飛ぶ、虎牙破斬を使い間合いをつめるが、ガルーダはカノンノよりも高く浮上し、攻撃をかわすと、そのまま自分の羽でカノンノを殴り、地面に叩きつける。

「くぅ!」
「カノンノ!っくそ、轟け、雷雲・・・ライトニング」

ディアは詠唱を始めると、緑色の魔方陣が現れ、詠唱を終えると同時に、雷がガルーダに落ちるが、ガルーダは空中を駆けるように動き、雷をかわす。

「ファーストエイド」

カノンノはその隙に、治癒術を放ち自分の傷を癒すと、ディアのもとに駆け寄る。

「カノンノ、傷は大丈夫?」
「うん、何とか」
「カノンノ、少しの間時間を稼いで、僕に考えがある」

ディアは言い終わると、また魔術の詠唱を始め緑色の魔方陣が現れる。

(またライトニングかな?とりあえず今はディアを信じよう)

カノンノはガルーダに接近すると、ガルーダはカノンノに狙いを定め爪をカノンノに向かって振り下ろす。

「っく、空蓮華!」
「(強力だけど、まだマスターできてないから、詠唱に時間がかかっちゃう、お願いそれまで頑張って)我が思い」

カノンノはガルーダの攻撃をギリギリでかわしながら、戦闘をするが、徐々ににカノンノのスタミナが無くなり始め、動きが鈍くなっていく。

「はぁ・・・はぁ・獅子戦吼!!」
「空に響き・・・雷の剣となれ・・・」
「きゃあ!いけない!」

ガルーダの攻撃がついにカノンノを捕らえ、カノンノの両手剣を弾き飛ばすと、そのまま爪をギラリと、輝かせカノンノに向かって攻撃する。
カノンノはバックステップでかわそうとするが、石につまずいてしまい、ガルーダの攻撃をまともに受ける。

「ああ!・・っぅ!」

カノンノの体から赤い血が流れだし、地面にうつむけになり動けなくなるカノンノを、ガルーダは止めを刺
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ